リチウムイオン電池の信頼性向上・難燃化技術

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本セミナーでは、品質工学の基礎から解説し、高分子の難燃化技術、リチウムイオン電池の故障と対策について詳解いたします。

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プログラム

リチウムイオン二次電池 (以下Li二次電池) の技術開発速度や普及速度は目覚ましく、それとともに事故報告も増加している。Li二次電池はブリヂストンのポリアニリンを正極に用いた電池が上市された後、1991 年にソニーから現在の機構によるLi二次電池が発売され、大小の発火事故は絶え間なく続いている。ブリヂストンでは当初よりこの問題に取り組み、ホスファゼン添加剤を開発している。  そもそも電池はエネルギーの塊であり、単なる動作不良問題だけでなく動作中の突然の発火や破裂などのハザードについて事前にその原因解析を行い、トラブルを0にする設計技術が求められている。しかし、米国などで開発段階の電気自動車の発火やB787ジェット機のインシデント (アクシデントではない、という意味で使用している) 、韓国製スマホの電池発火事故などが起きている。  本セミナーでは、Li二次電池の信頼性工学に基づく品質管理手法について解説するとともに、改めて電気化学の基礎について講義し、Li二次電池技術の基礎からこの問題を掘り起こし、その対策技術について解説する。

  1. 品質管理の基礎
    1. 品質管理工学について
    2. 信頼性工学の基礎
    3. エクセルを用いたワイブル統計解析
  2. 電気化学の基礎
    1. 電気化学の基礎事項整理
    2. 電池の基礎、
  3. Li二次電池の特徴と構造
    1. Li二次電池の歴史
    2. 正極
    3. 負極
    4. 電解質
    5. セパレータ
    6. その他
  4. Li二次電池の故障と対策
    1. Li二次電池の故障事例
    2. Li二次電池のFMEA
    3. Li二次電池の故障原因
    4. 電解質の難燃化
    5. Li二次電池故障対策の技術動向
  5. まとめ

会場

ちよだプラットフォームスクウェア
101-0054 東京都 千代田区 神田錦町3-21
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