IoT、AI、ARといった言葉が飛び交っていますが、いずれにしても実世界がどうなっているのかを把握し、それに基づいた情報やサービスを提供したいという欲求をいかに満たすことができるかが、ビジネスの成功のカギであることは言うまでもありません。
本講演では、実世界情報のうち、もっとも重要で注目されているものの一つである屋内環境での位置や行動に関する情報を取得するための技術の基礎知識とその産業応用について、最新の国際動向、ベンチマーキングや標準化も交えながら、できるだけわかりやすく解説します。
- 測位技術の紹介
- 衛星測位
- 屋内測位
- 技術マップでの俯瞰
- マクロ測位 (3~5m精度)
- メゾ測位 (1m精度)
- ミクロ測位 (サブメートル精度)
- 送受信機ペア型 (Wi-Fi, BLE, UWB, ICタグ)
- インフラ設置型 (監視カメラ, LRF)
- ウェアラブル型
- SLAM
- xDR (Dead Reckoning for x)
- PDR (Dead Reckoning)
- VDR (Vibration-based/Vehicle Dead Reckoning)
- 慣性センサ式モーションキャプチャ (動作計測)
- 統合測位
- 国際動向
- IPIN 2018でのトレンド
- xDR国際競技会とxDRの評価
- UbiComp/ISWC 2015 PDR Challenge (歩行者ナビシナリオ)
- PDR Challenge in Warehouse Picking in IPIN 2017
- xDR Challenge for Warehouse Operations 2018
- その他の競技会について
- xDRの評価指標
- PDRベンチマーク標準化委員会
- 応用事例
- 物流・工場内物流
- 工場
- ビルメンテ
- 外食店舗