本セミナーでは、塗布ムラ、塗布スジ、泡、ブツ・ゴミ、膜厚の不均一など、ダイコート・グラビアコートの不良発生原因と対策方法について詳解いたします。
本セミナーでは、精密塗布技術を機能性フイルムの実用化等に応用展開する場合の技術的な課題やポイント、さらに、開発段階で考慮すべき課題 (処方設計、塗布技術、送液技術) などについて解説します。特に、現場の技術者から要望の強い、塗布現場で発生頻度の高いと思われる問題点を重点的に検討し、その解決策について述べます。具体的には、機能性フイルム等の実用化時に多く利用されているダイコートの現場課題 (塗布スジ、塗布ムラ、膜厚分布の均一化、泡、異物、ゴミ…etc) にポイントを絞り、不良発生要因・原因等を検討し、その解決策を論じます。同時にダイコートの最新課題についても解説します。 今回は、さらに最近機能性フイルムの開発に検討され始めている同時重層ダイの先端形状、現場の課題ついても言及する予定です。また、時間が許せば塗布現場を支えている周辺 (脱泡・濾過・洗浄・クリーン化) 技術についても触れたいと考えています。