自動運転本格化に向けた車載カメラの開発・市場動向と将来展望

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Daimlerが提唱する”CASE”、次世代自動車の世界的な指標である。多くの地域で自動運転開発が加速され、欧米・中国を中心にEVが急展開している。その背景には、限界費用ゼロに向かい急拡大する再生可能エネルギーを活用した350kW高速充電網普及促進がある。自動運転実現に向け車載センサの役割は益々高まっている。その中心的存在である車載カメラは大幅増が見込まれ、高感度化、高解像度化の技術面の進化だけでなく、小型化、多機能化、他のセンサとの複合化など「目立たなくする工夫」の重要度が増している。もちろん低コストも合わせて非常に重要な要素である。センシング用途では、Fusion SoCの処理速度向上が後押しし、高解像度実現に向けイメージセンサの多画素化が進んでいる。  これらTrendに対応するために車載カメラ、イメージセンサ、Lensにはどのような機能・性能が必要なのか、さらに自動運転からIoT本格化に向け邁進する市場動向についても解説する。

  1. 自動運転実現を実現するための”3種類のInternetの動向”
    1. 自動運転実現に必須となる3つのInternetとは
    2. EV本格普及に向けた欧米の「350kw高速充電網」整備状況
    3. MarginalCostZeroに向かう欧州、中国の再生可能エネルギーインフラ構築
    4. AIの高度化、5G,Ethernetによる車内外の通信高速化
  2. 車載カメラへの影響度が増すSmartphone用カメラ技術の概要
    1. Smartphone用カメラ、5つの世代
    2. Smartphone成功の秘訣“3つのConcept”が自動運転に与える影響
    3. “第3世代”高画質技術BSI
      1. つの世代を通して進んだCell微細化、車載カメラ用でも始まる
    4. “第4世代”高感度技術”Binning”
    5. “第4世代”以降の高画質・高性能化技術ComputingPhotography
  3. 車載カメラの果たす役割、レンズへの要求特性
    1. カメラが主要な役割を果たすADAS,自動運転Application
    2. 車載カメラの分類、カメラ、レンズ材料への要求特性
    3. 採用拡大が期待されるWLOの製法、量産中のWLCMの事例
    4. WLCMの特徴を生かした車載カメラシステムのアイデア
    5. Display画素数とリンクするViewingCameraの画素数Trend
  4. 車載用ImageSensorに要求される機能、将来市場拡大が期待されるFIRカメラの動向
    1. GlobalSutter/HDR/RGB+IR/フリッカ抑制、イメージセンサに要求される機能
    2. MobileyeのSoC性能向上、7.42MPイメージセンサ登場
    3. FIRカメラ普及促進の可能性を高める、センサ、真空封止、レンズの低価格化技術
    4. 有機色素Film,QDFilm、次世代DisplayとImageSensor共通技術への回帰
  5. IoT本格化に向けた業界動向
    1. IoT社会で普遍的に採用、TrillionSensorの中核をなすカメラモジュール
    2. IoTは『カメラとAIが織りなす現代版カンブリア爆発』
  6. まとめ

会場

江東区産業会館
135-0016 東京都 江東区 東陽4丁目5-18
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