プラスチックはいまや自動車・航空機・医療など幅広い分野で用いられていますが、これは高分子材料に数種の添加剤を配合した複合材料です。代表的な添加剤として、耐久性能維持のための紫外線吸収剤や酸化防止剤、柔らかくする可塑剤、燃えにくくする難燃剤などがあります。 また近年、放散VOCに起因するシックハウス症候群、添加剤などのサイレントチェンジ問題による事故、RoHS、WEEEなどの諸外国の規制も厳しくなっており、製品の開発および品質管理における放散/含有化合物を把握することはとても重要となっています。 本講演では、プラスチック材料から放散される化合物や含有添加剤の分析について、分析装置 (ガスクロマトグラフや質量分析計) およびプラスチックからの放散VOCや含有添加剤の抽出方法について解説し、紫外線照射による添加剤の減衰挙動などの測定事例を紹介いたします。
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