本セミナーでは、粒子合成を懸濁重合で行う際のノウハウを詳解いたします。
最適化手法から、膜乳化・マイクロチャネル・インクジェットによる特殊な調整法、マイクロカプセルやハイブリッド型・複合微粒子の調整といった応用まで、幅広く網羅的に解説いたします。
懸濁重合法は、数ミクロンから数千ミクロンの粒径のポリマー粒子を合成する重合法で、基礎的な操作法は確立されている。しかしながら、各種複合微粒子を懸濁重合法により調製しようとする試みは多くの分野で活発になされている。複合微粒子の応用分野により最適な操作条件はことなることになるが、反応装置・撹拌条件・粒径制御・スケールアップなどに関しては、共通した最適条件が多々ある。 したがって、本講では、粒径制御、撹拌槽型反応器の最適化、撹拌条件の最適化、スケールアップの考え方、分散安定剤の安定化効果等に関する基礎的事項を詳細に説明するとともに、懸濁重合法による各種複合微粒子・ハイブリッド微粒子・マイクロカプセルの調製例を紹介する。