現在の医療・介護政策では「地域包括ケア」のビジョンの下に、地域医療のネットワーク化が強力に推進されています。かかりつけ医、急性期病院、高度急性期病院、慢性期病院などの医療機関から、在宅医療診療所や介護関連事業所までが地域毎にネットワーク化されつつあります。MR活動も当然この地域医療ネットワーク化への対応が不可欠です。
本セミナーでは公開医療データを利用してこの地域医療ネットワークを可視化して、MR活動を効果的・効率的に行う実践的な方法をご紹介します。本セミナーの受講により、MRの皆さんが担当エリアについて、①地域医療ハブ病院の発見、②地域中核病院の診療圏の可視化、を半日程度の作業で行なえるようになり、MR活動に役立てることが可能です。
- 地域医療政策と病院の経営戦略
- 地域医療政策の基本的な考え方
- 地域包括ケアと地域医療構想
- 地域医療政策に対応した医療機関の基本戦略
- 地域医療ネットワークの可視化の方法
- 地域医療ネットワークの構成 (医療連携と医介連携)
- 地域医療ネットワークの可視化と活用の手順 (使用データと加工の流れ)
- 地域医療基本情報の収集・分析 (全国・都道府県・市区町村単位)
- 地域医療ハブ病院の可視化
- DPC集計データの加工方法と留意点
- 地域医療のハブ病院の発見手順
- 対象医薬品と適応疾患の関連付けの方法
- 各都道府県内患者数シェアの算出方法とハブ病院の発見 (事例:栃木県)
- 主要医薬品におけるハブ病院の発見における留意点
- 地域中核病院の診療圏の可視化
- 診療圏の考え方と診療圏曲線の作成方法
- 全医療機関の経度緯度を取得する簡便法と二点間距離の計算法
- 「広域型病院」と「地元密着型病院」の診療圏 (事例:栃木県)
- 病床数と診療圏半径との関係
- 医療機関種類別診療圏まとめ
- 地域医療ネットワークの可視化を活用したMR活動
- 公開医療情報・データ等を活用した効果的なMR活動の考え方
- 「半日で出来る」地域医療ネットワークの簡便な可視化手順
- 可視化実践例 (事例:鳥取県)
- 可視化を活用したMR活動へのヒント
- まとめ
- 公開医療情報・データ活用でエリアマーケティングの90%が可能である
- 公開医療データと市販データ・社内データの使い分け
- 地域医療ネットワークの可視化とその活用まとめ
案内割引・複数名同時申込割引について
R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 23,139円(税別) / 24,990円(税込) で受講いただけます。
- R&D支援センターからの案内を希望する方
- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 43,750円(税別) / 47,250円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 46,278円(税別) / 49,980円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 69,417円(税別) / 74,970円(税込)
- R&D支援センターからの案内を希望しない方
- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 46,278円(税別) / 49,980円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 92,556円(税別) / 99,960円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 138,833円(税別) / 149,940円(税込)