医療機器の添付文書には、患者や操作者にとって機器を安全に正しく使用する上で大切な事柄が記載されている。これを作成するに際しては、承認・認証申請書の記載内容との整合性、機器の基本的性能と基礎安全に係る事項、保守に係る事項などを十分に検討しなければならない。 添付文書には、【警告】や【禁忌・禁止】事項が過剰に書かれたものが見受けられるが、それら注意事項は本来、企業にとっても法的保護が目的ではない。薬機法の基本である「医療機器の有効性・安全性・一定品質」に係る記述が求められている。最新の添付文書作成に係る通達や記載例を交えて解説する。
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