本セミナーでは、分散系の基礎から解説し、粒子の表面電位、表面電荷、ゼータ電位の測定と解釈、分散安定性の定量評価について詳解いたします。
微粒子分散系の安定性は粒子の表面電位 (分散促進因子) とHamaker定数 (凝集促進因子) の二つの因子によってコントロールされる。 本講演では特に前者に焦点をあて、表面電位と表面電荷の関係、表面電位の実験的見積もり、すなわち、ゼータ電位の測定とその解釈、さらに、分散安定性を定量的に評価するための粒子間相互作用のポテンシャル曲線の描き方等について基礎から丁寧に解説する。