ミリ波・電波吸収材の設計と特性評価

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プログラム

第1部 電磁波シールドフィルム、吸収体の市場と技術の方向性について

(2018年9月11日 10:00~11:00)

 本講座では、実際に電磁波吸収、遮蔽材料市場に参入しているメーカーの立場から、現在の電磁波シールド材の応用分野、市場動向を解説するとともに、各用途に応じた電波シールド材の選択、使用方法とその実例を紹介する。

  1. はじめに
  2. 電磁波シールドフィルム・導電布の応用分野と市場
  3. FPC・FCC対策フィルム
  4. 導電布・メッシュ
  5. 透明シールドフィルム
  6. 新たなシールドフィルム材料

第2部 表面の導電処理を活用したミリ波用広帯域電波吸収シートの開発

(2018年9月11日 11:10〜12:10)

 本講義を通じて、当社で開発したミリ波用広帯域電波吸収シートを含めた導電処理製品の市場への認知度向上を図る。

  1. 繊維表面への導電処理
    1. 処理概要
    2. 導電処理繊維を用いた開発品の紹介
  2. ミリ波用広帯域電波吸収シート
    1. 導電処理繊維を用いた電波吸収体の設計概要
    2. 導電処理繊維を用いた電波吸収体の電波吸収特性
    3. ミリ波用電波吸収シートの設計、性能

第3部 電波吸収体、電磁遮蔽材の設計法、評価法の考え方と実際

(2018年9月11日 13:00〜17:00)

 本セミナーでは、電波吸収体、電磁遮蔽材の設計法・評価法について、基礎的な考え方を解説し、実際例を紹介する。物理的な現象を大事にし、原理や考え方の解説に重点を置く。電波吸収体、遮蔽材の設計法だけでなく、その評価法についても解説する。  まず、吸収体、遮蔽材開発の歴史、現状、および課題を整理する。次に吸収・遮蔽材開発に必要な電波伝搬、伝送線路、電気回路などを述べるとともに、損失材料について解説する。電波吸収体については、整合の概念と整合手法、設計例解説、および実用化例の紹介を行う。電磁遮蔽については、導電材 (金属板を含む) の遮蔽特性、電子機器筐体の電磁遮蔽効果、放熱穴と電磁遮蔽の関連について述べる。電波吸収体、電磁遮蔽の評価については、原理、装置設計法を述べ、実際の装置例を紹介する。

  1. 電波吸収体、電磁遮蔽材の歴史、現状、および課題
  2. 電磁波伝搬と伝送線路、電気回路、および吸収・遮蔽材
    1. 平面波伝搬と伝送線路、電気回路
    2. 反射係数と吸収量、透過係数と遮蔽量
    3. 遠方界と近傍界、および、電波吸収体材料、電磁遮蔽材料
  3. 電波吸収体設計の考え方と具体例
    1. 整合の概念
    2. 各種整合法
    3. 電波吸収体設計基礎
    4. 電波吸収体実用化例
  4. 電磁遮蔽材の考え方と具体例
    1. 導電材の遮蔽特性
    2. 金属板の遮蔽特性
    3. 大電力機器金属筐体の漏洩対策
  5. 電波吸収体、電磁遮蔽材の評価法
    1. 電波吸収体、および電磁遮蔽材評価法の考え方と実際例

会場

株式会社 技術情報協会
141-0031 東京都 品川区 西五反田2-29-5
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