唇の生理・触感に基づいた化粧品設計と評価・数値化

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会場 開催

本セミナーでは、唇の生理と触感の基礎から解説し、口唇化粧料の設計、物性制御、感触評価について、肌用化粧品と比較して詳解いたします。
また油性ゲルの物性制御と品質トラブル、トラブル対策について解説いたします。

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プログラム

唇は、肌に比べて角層が薄く無防備で、感触が敏感でありながら、動きが激しく、食器など他の物質との接触が多い。つまりそこに塗布をする口唇化粧品は肌用化粧品とは異なった性能が求められる。  本講演では、唇の生理、触感、物性に基づいた化粧品設計に必要な因子と、化粧品の性能評価や数値化技術について、特に肌用化粧品との比較の観点から解説をおこなう。  また、唇用化粧品の基剤である油性ゲルについて、その物性制御技術と品質トラブルの原因についても説明をする。

  1. 唇の生理と触感
    1. 唇と肌の差異
    2. 唇のトラブルの原因と抑制方法
      • 荒れ
      • 血色
      • はり
    3. 口唇化粧料の設計思想
      • 口紅
      • リップクリーム
      • リップグロス
  2. 口唇化粧料の設計と物性制御
    1. オイルゲルの種類とそのゲル化機構
    2. オイルゲルの硬度調整技術
    3. 経時での物性変化と抑制方法
      • 硬度変化
      • オイル分離
    4. 塗布つやの向上技術
    5. 持続性向上、色移り向上技術
  3. 口唇化粧料の感触評価と数値化
    1. オイルゲルの物性の数値化
      • 硬さ
      • つき
    2. 唇上での感触評価と数値化
      • しっとり感
      • 保湿感
    3. 感触評価からみた、口唇化粧品と肌用化粧品との差異
    4. 口唇化粧料の物性評価の課題と今後の展開

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん
140-0011 東京都 品川区 東大井5丁目18-1
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