(2018年7月13日 10:30〜12:00)
イノベーションとは「技術革新」の結果として「製品やサービス」を生み出し「人間の社会生活を大きく変革」することと定義されているが、商品の性能・品質が向上してきた現在、お客様の求める魅力ある品質を掴み取った商品開発は簡単ではない。 本講演では、弊社での商品開発の事例を紹介し、特に、最近製品化した産業技術総合研究所で発見された焼かないセラミックス膜形成技術 (エアロゾルデポジション法:AD法) といったイノベーション技術をベースとした製品化の事例を中心に説明する。その中で、この製品化において、新商品開発で問題となる【魔の川】、【死の谷】を如何にして乗り越えて来たかの秘話についても論ずる。
(2018年7月13日 12:45〜14:15)
2018年1月に立ち上げた『POSMEプロジェクト』は“日本の女子高生”と“様々な知見を持つ企業”のオープンイノベーションで、多種多様な価値を一緒に生み出すプロジェクトです。発表後、多くのメディア、企業、そして女子高生からの反響をいただきました。 なぜ社会はこのプロジェクトに期待するのか、その理由をそれぞれの視点から考察してみます。また、第一弾として発売された「プレイカラーチップ」を題材にし、当時の活動を振り返りながら、商品のコンセプト作りにおけるターニングポイントと視点の持ち方についてご紹介します。
(2018年7月13日 14:30〜16:00)
アース製薬は虫ケア用品 (殺虫剤) の開発のほか、虫ケア用品で培ってきた技術やノウハウを活かした家庭園芸製品の開発や、オーラルケア、入浴剤、消臭芳香剤、防虫剤、洗浄剤などの日用品など年間100SKUを超える商品を上市しています。コンシューマー商品のテーマ発掘においては技術者目線とお客様目線が重要であり、世代や役職に関係なく自由に意見とアイデアを述べられるオフィス形態とワークフロー創りに取り組んでいます。 今回は商品テーマ発掘の仕組みについて商品開発事例を通じて説明します。