医療機器の価格決定に必要なプロセスと価格管理戦略

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会場 開催

本セミナーでは、医療機器の価格設定、体系的な価格管理手法をケーススタディを交えて詳解いたします。

日時

開催予定

プログラム

第1部. 医療機器の価格決定プロセスと必要な準備

(2018年8月3日 10:30〜12:00)

  1. 医療機器の診療報酬制度
  2. 価格決定までのスケジュール
  3. 提出するエビデンスとPMDAの関わり
  4. 提出資料を見据えた準備

第2部. 医療機器に求められる戦略的な価格管理 ~特定保険医療材料を中心とした~

(2018年8月3日 12:45〜14:45)

 日本の医療機器メーカーは製品のリスト価格 (定価) の設定と病院納入価格・ディーラー価格の設定の両面において、戦略的な価格管理が欠如している。特にペース・メーカー、ステントを始めとする特定保険医療材料については、メーカーが提供した値引きが償還価格の下落を引き起こし、これがさらなる製品販売価格の下落につながる悪循環から抜け出せていない。近年の償還価格下落の状況に鑑みても、医療機器メーカーは販売数量や市場シェアを追うだけではなく、製品のリスト価格設定や製品販売価格の管理に注力し、中長期的な利益確保を目指さなければならない危機的な状況にある。  本セミナーでは、今まで専門的な方法論やノウハウの適用が十分に行われてこなかった医療機器の価格戦略に関し、最新の価格設定と体系的な価格管理手法をケース・スタディも交えて紹介する。

  1. 医療機器の価格管理の現状
    1. 特定保険医療材料の償還価格の変遷
    2. 医療機器メーカーの価格設定とディスカウントに関する意識
  2. 価格戦争の回避に向けた方策と価格戦争からの脱却
    1. 価格戦争を誘発したケース
    2. 価格戦争を回避できたケース
    3. 価格戦争からの回復
  3. 価格維持、回復に向けた課題と対策
    1. 償還価格獲得戦略
    2. リスト価格 (希望小売価格) の引き上げ
    3. 販売掛率の引き上げ
  4. 製品上市時の価格設定
    1. 企業を取り巻く環境
    2. 新製品の成功要因
    3. プロジェクト事例

会場

株式会社 技術情報協会
141-0031 東京都 品川区 西五反田2-29-5
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受講料

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