良質なデータを収集するための質問紙/アンケート用紙デザインとワーディング・スキル

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本セミナーでは、回答者心理への細やかな配慮に基づき、いかに有効回収率を高めより良質なデータを集めるかについての具体的なスキルや工夫について解説いたします。

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プログラム

質問を用いてデータ収集を行うサーベイ調査法の一種である質問紙法による調査 (アンケート調査) は、手軽に行える方法として今日もっとも広範囲かつ頻繁に利用されている。しかし、目的にかなった正確なデータを収集するためには、質問内容や回答選択肢はもとより、質問のレイアウトやワーディングなども的確にデザインすることが求められる。  本セミナーでは、回答者心理への細やかな配慮に基づき、いかに有効回収率を高めより良質なデータを集めるかについての具体的なスキルや工夫について解説する。

  1. 質問紙法イントロダクション
    1. 質問紙法とは?
    2. 質問紙法の特徴
    3. 質問紙デザインのプロセス
  2. 質問紙作成に際しての基本ルール
    1. 回答者への基本的配慮
    2. 回答者の匿名性・プライバシー・個人情報・権利の保護
    3. インフォームド・コンセントの必要性
  3. 質問紙の体裁 ~”見た目”のよい第一印象で回答拒否を防ごう~
    1. 手にとりやすい冊子のサイズ・紙質・色
    2. 読みやすい書式・文字サイズ・フォント
    3. 簡単に回答できそうなレイアウト
  4. 質問の種類 ~求めるデータにふさわしい質問の仕方をしよう~
    1. 質問の内容による分類
    2. 質問の目的による分類
    3. フィルター・クエスチョンの活用
  5. 効果的な質問の並べ方 ~回答者の心理に配慮しよう~
    1. サブ・テーマの利用
    2. 心理的に自然な流れを作る工夫
    3. 効果的な配置
    4. キャリー・オーバー効果に注意!
  6. 避けるべき質問・注意すべき質問 ~回答を歪めないよう注意しよう~
    1. 誘導質問
    2. 虚偽回答を招きやすい質問
    3. 分析時に後悔するダブル・バーレル質問
    4. 回答に迷う否定形の質問
  7. 明確なワーディングのための5つの条件 ~使うことばに敏感になろう~
    1. 簡潔性
    2. 客観性
    3. 具体性
    4. 正確さ
    5. 丁寧さ
  8. 回答形式の選択 ~回答者の属性や人数に合わせよう~
    1. 選択回答法による回答形式
    2. 評定法の段階別選択肢ラベル例
    3. 回答選択肢の作成スキル
    4. 「わからない」と「その他」に注目!
    5. 自由回答法による回答形式
    6. 質のよい自由回答を得るための質問作成スキル

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん
140-0011 東京都 品川区 東大井5丁目18-1
品川区立総合区民会館 きゅりあんの地図

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