第1部
大型リチウムイオン電池の設計・製造法
(10:30~12:00)
~高性能化 (安全、長寿命、高エネルギー、密度) 設計・製造の具体的手順とノウハウについて~
- 大型リチウムイオン電池の構造
- 大型リチウムイオン電池の設計法
~高性能化 (安全、長寿命、高エネルギー、密度) を実現する設計のポイントとは~
- 大型リチウムイオン電池 設計・製造の留意点
- 電池容量と安全性について
- エネルギー密度とパワー特性について
- 電池容量とハイレート放電 特性について
- 電池容量と入出力密度について
- セル構造と放熱性について
- モジュールパック
- 大型リチウムイオン電池の設計法
- 大型リチウムイオン電池 設計の手順
- 大型リチウムイオン電池における電極 設計のポイント
- 構成材料の特徴と選定 (正極材料、負極材料、電解液、セパレータ)
- セル構造と材料の最適化について
- 大型 リチウムイオン電池の安全設計のポイント
- 試験方法 (過充電試験、圧壊試験等)
- 高容量化と安全性の両立
- バッテリーパック
- BMS (バッテリマネジメントシステム)
- 大型リチウムイオン電池の製造法
~小型に比べて格段に難しいとされる製造ノウハウとは!?~
- 大型リチウムイオン電池の構造と製造システム
- 缶タイプとラミネートタイプの比較
- 小型リチウムイオン電池 製造との違い
- 大型リチウムイオン電池 製造の手順とそのポイント
- 電極製造プロセス
- 組立て製造プロセス
- 電極組立
- 電解液注入
- 密封
- 充電/放電
- モジュール化
- パック
第2部
車載用リチウムイオン電池の品質および寿命向上への検討事項
(12:45~14:15)
~電解液中の粒子と水分・HF除去・溶剤からの水分除去・極材スラリーへの金属コンタミ防止策~
現在のリチウムイオン電池は発熱・燃焼・容量劣化・短寿命など品質とコストに関わる問題を抱えています。
車載用リチウムイオン電池では解決改善しなくてはならない問題点の発生原因とその対策および解決方法について解説します。
- 日本インテグリス、会社・業務内容の説明
- 車載用と民生用、リチウムイオン電池品質目標の違い
- 高品質・安全・長寿命をどのように作っていくか
- 問題点とその原因物質および発生源
- 金属粒子
- 金属イオン
- 水分
- HF
- 無機粒子・有機物
- コンタミネーションコントロール、その方法と実際
- 金属汚染の防止・金属粒子の除去
- 金属イオン汚染の防止・金属イオンの除去
- 水分汚染防止・汚染水分の除去
- HFの発生防止・HFの除去
- 無機粒子・有機物の汚染防止と除去
第3部
リチウムイオン電池製造工程のドライクリーンルーム技術
(14:30~16:30)
~ドライクリーンルームの基礎・設計・運転・維持管理のポイント~
リチウムイオン電池の製造工程にエコドライキューブと称する省エネ化除湿装置を用いる局所ドライ化システムと、ドライエアのカスケード利用法を用いた省エネ形ドライクリーンルームシステムを紹介する。
- ドライルームの特徴とドライ化方式比較
- ドライルームの定義
- 露点温度とは
- リチウムイオン電池・有機ELの製造工程のドライ化
- ドライ化方式比較
- ドライ化方式のコスト試算
- ドライ化の設計要点
- ドライ化設計計算の流れ
- 除湿機・各構成機器選定における留意点
- 具体的な設計例
- ドライルームの構成設備
- 構成設備・機器
- 内装設備
- クリーン化対策
- ドライルームの維持・管理
- ドライルームの清浄度
- 作業者対応
- メンテナンス対応
- ドライルームの適用
- リチウムイオン電池製造工程
- 有機EL製造工程
- その他