国際金融規制改革の動向

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2008年の世界的な金融危機後、銀行経営の健全性を確保することを目的とした国際金融規制の強化が行われてきました。 2010年にバーゼル銀行監督委員会から規制強化の大枠を示す「バーゼルIIIテキスト」が公表され、その後も様々な規制が順次策定されました。 そして2017年12月、「バーゼルIII最終文書」 (Basel III: Finalising post – crisis reforms) が公表され、金融危機に対する一連の国際金融規制の見直し作業が、およそ10年かけて一旦完了したことになります。  本セミナーでは、金融危機以来の規制改革の動向を振り返り、バーゼルIII最終文書の内容を解説します。 また、金融機関への影響について、業態ごとにシミュレーションを行います。さらに、完全適用 (2022年) を見据えた今後の国際金融規制の展開に関する考察を行います。

  1. 国際金融規制改革の潮流
    • 金融規制の歴史
    • 金融危機からバーゼルIIIへ
  2. バーゼルIIIテキスト
    • バーゼルIIIテキスト (2010年) の概要
    • テキスト公表後の検討経緯
  3. バーゼルIII最終化
    • 最終化の概要
    • 信用リスク (標準的手法)
    • 信用リスク (内部モデル手法)
    • CVAリスク
    • オペレーショナル・リスク
    • 資本フロア
    • レバレッジ比率
  4. その他のバーゼル関連規制
    • 大口エクスポージャー規制
    • 銀行勘定の金利リスク (IRRBB) 等
  5. バーゼルIIIの金融機関への影響・考察
    • 金融機関への影響
    • バーゼルIII最終化および今後の展開に関する考察
  6. 質疑応答

会場

シグマベイスキャピタル 株式会社
103-0025 東京都 中央区 新川1-3-10
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