本セミナーでは、ICHQ3D (元素不純物) に対応していくために必要な医薬品 (製剤、原薬) 、添加剤、環境や包装材、製造工程評価に関する現状の把握及びアセスメント実施方法に加え、元素不純物分析方法の基礎知識を包括的に解説いたします。
ICH Q3Dガイドラインが、国内では新製剤、欧州・米国では市場の全製品へ適用されている。ICH Q3Dガイドラインでは、有害元素の個別評価のため、従来の重金属試験から、ICP-MS等使用の高感度機器分析へのシフトが重要となる。 今回、ICH Q3Dガイドライン及びトレーニングマテリアルの要点及びICP-MS・ICP-AESを活用したリスクアセスメント・管理戦略の進め方につき解説する。また、Q3Dガイドライン及びトレーニングマテリアルを読み解き、医薬品中元素不純物の評価・管理戦略策定につき解説する。