(2018年7月12日 10:00〜11:30)
(2018年7月12日 12:10〜13:40)
ウェアラブルデバイス等で簡便に計測・解析できる自律神経指標として、心拍数変動 (Heart Rate Variability; HRV) が近年注目を集めている。この指標の計測・解析方法の基礎と、それを実現するウェアラブルシステム、またその技術のヘルスケア領域 (主に居眠り運転の予知) および医療への応用事例について紹介する。 心電図ならびに心拍変動解析に関する基礎知識と、それらを計測・解析するウェアラブルシステムの設計・開発と評価、およびそのヘルスケアと医療への応用について修得できる。
(2018年7月12日 13:50〜15:20)
ドライバの注意・覚醒度状態は、運転の安全性を考えるうえで欠かすことのできない重要な要素です。その注意・覚醒度状態を感度良く反映するとされるのが眼球運動です。眼球運動はカメラによる非接触・非拘束での計測が可能であり、近年においては、映像・画像処理技術の進歩により、日常場面でも眼球運動を測定できるようになりました。 本講座では、こうして明らかになってきた眼球運動と注意・覚醒度状態との関係性について、最近の知見を紹介します。
(2018年7月12日 15:30〜17:00)
運転中のドライバーの顔をセンシングすることにより、手動運転/自動運転含むさまざまなシーンで車の安全性・快適性向上に貢献する機能が実現できる。 本講座では、画像によるドライバモニタリングの基礎となる、顔画像センシング技術についての全般的な知識を得られるほか、ドライバーのさまざまな動作・状態を高精度にとらえるための時系列ディープラーニングを活用した高精度なドライバー状態推定技術、さらにより深い内面状態推定について最新の知見が得られる。