際限なく増え続ける業務、短納期化する設計開発期間、増えるどころかむしろ減らされる人員。昨今より一層厳しさを増す設計部門の経営環境下、設計・開発業務の遂行が困難になってきています。また現在政府が推進中の『働き方改革』で要求される残業時間の上限規制 (45時間/月) に対し、過重労働が常態化している設計部門では対応が非常に厳しいのが実態です。『働き方改革』対策は業務生産性向上に尽きるのですが、やみくもに取り組んでみても大きな成果は期待できません。
そこで当セミナーでは、『見える化ツール』 (独自開発) による問題業務 (低生産性業務) の発見方法についてお教えします。設計部門の全業務の実態を数値データ (工数・金額) で定量的に「見える化」し、問題業務を①業務量平準化②ムダ取り③生産性向上の3ステップで改善します。 その結果、設計部門の①業務生産性向上②業務不良予防③スタッフの心身の不全発症予防等の効果が得られます。
『見える化ツール』はA3版2枚に全データを一元管理するもので、シンプルな書式のため作成 (Excel) ・運用にかかる工数が少なく、マンパワー不足気味の部署や会社でも導入できます。
あまり知られていない事実ですが、『見える化ツール』は有名メーカーや外資系では『業務管理システム (ERP) 』の名前で導入済の企業が増えています。御社設計部門でも同システムを自力で構築し、数値データによる科学的な組織マネジメント手法によって業務生産性向上を図りませんか?
- 『業務管理システム (ERP) 』不在の恐ろしさ
- 今日の設計部門の置かれている状況
- 業務の「見える化」の遅れが招いた悲劇
- この悲劇から私が学んだこと
- 業務の「見える化」はなぜ必要か?
- 設計部門の業務生産性が日本メーカーの弱点
- 世界から見た日本の生産性 (現場・事務所)
- 製造現場と設計部門の生産性に「差」がある理由とは?
- 設計部門の業務の問題点は「見える化」の遅れ
- 設計部門の業務の実態の「見える化」する
- 正しいやり方でやらないとどうなるのか?
- 業務の何を「見える化」するのか?
- どのようにして「見える化」するのか?
- 設計部門の業務の問題点を発見し改善する
- 業務の『見える化ツール』とは?
- 『見える化ツール』の2バージョン
- 『見える化ツール』の導入効果
- 業務毎単価の算出方法
- 『見える化ツール』の間接効果と導入資源
- 『見える化ツール』とISO9001および内部統制との関係
- 業務「見える化」事例紹介
- 『見える化ツール』から分かる設計部門の『業務の問題点』 (演習あり)
- どこにあるか?
- どのくらいあるか?
- 設計部門の『業務の問題点』の改善方法 (演習あり)
- 人員配置見直し
- 業務分担見直し
- マニュアル整備
- 業務生産性向上
- 『見える化ツール』作成の費用対効果
- 『見える化ツール』の作成方法について
- 『見える化ツール』作成マニュアル解説
- 設計部門の業務「見える化」推進方法
- 推進体制
- 標準スケジュール
- 「抵抗勢力」対策
- 維持・運用方法
- 生産性向上の3ステップ「見える化」「最小化」「標準化」
- 「見える化」はファーストステップに過ぎない
- 業務を減らしたければ「ムダ」探しは止め、「本来あるべき姿」を追求せよ
- 業務「改善」と「改革」の違いとその推進方法およびツール
- マニュアル作成の真の目的は業務生産性の「高位標準化」
- 科学的組織マネジメント手法とは?
- 業務管理システム構築の先にあるもの (生産性・品質・従業員満足度向上)