情報通信分野においてIoT:Internet of Thingsが進展し, 第5世代の通信技術5Gが実現しようとしている。使われる周波数は、3.7GHz, 4.5GHz、28GHzと言われている。自動車の自動走行や衝突防止は移動革命実現の中核技術であり、電波吸収体及び電波シールドは必須である。
今までTVゴースト (~800MHz) や船舶レーダーの橋体による偽像 (700MHz~26GHz) 対策に、近年は、無線LAN (2~60GHz) 、携帯電話 (800MHz~2GHz) 、Bluetooth (2.4GHz) 、電力線通信 (~2GHz) 、実用化したETC (自動料金支払いシステム、5.8GHz) や、自動改札システム (13.56MHz) 、ITS (高度道路交通システム、~76GHz) の電波障害対策に、そして5Gの実現のために電波吸収体及び、電波シールドが必要とされる。 本講座では、電波伝搬の基礎からTVからITSまで、遠方界・近傍界電波吸収体・シールドの設計、評価を総合的に報告する。
- 電波吸収体の応用例 (遠方界、近傍界応用)
- TVゴーストとは? レーダ偽像とは? 高性能アンテナ用電波吸収体とは? 電子レンジの電波吸収体とは?
- ETC (高速道路料金自動課金システム) とは? 無線LANとは?車車間通信とは?ITSの衝突防止機構とは?電力線通信 (PLC) とは?
- パソコンのノイズ対策、携帯電話のノイズ対策、車のノイズ対策
- 5G通信の世界とは?
- 電波伝搬とは?
- 空間をどのように電波は伝播するのか?
- 界面で電波はどのように反射するのか?
- 電波が物質に入射するときの反射、吸収、透過は?
電波吸収と電波シールドの違いは?
- 遠方界、近傍界の違い。
- 電波吸収体 (遠方界) ・シールド材 (近傍界) の材料定数測定法
- 同軸導波管法 (400MHz~23GHz)
- 空洞共振器法
- 自由空間法 (~110GHz)
- KEC法 (100KHz~1GHz)
- ストリップライン法 (~5GHz)
- 近傍界プローブ方 (近傍界ノイズ測定法)
- 伝送ケーブルによる評価法
- 電波吸収体・電波シールドの設計例とは?
- ETC用 (5.8GHz) 電波吸収体設計、材料定数は?反射減衰量は?TE波、TM波、円偏波、および斜入射特性評価
- 金属パターンを用いた電波吸収体の設計
- 電波シールドの設計
- 総合まとめ
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