本講座では、電気二重層キャパシタの基礎と応用化技術について学びます。
先ず、蓄電原理、化学電池との比較などから基礎と学び、キャパシタがどんなものであるか理解を深めます。続いて、自動車への応用技術について解説し、特に蓄電装置の構成方法、試験方法、安全性能確保などについて理解を深めます。
キャパシタの実用化事例はまだ少なく、自動車用途での電圧300~400Vの製品は極めて少ない。今回、この電圧帯のキャパシタ実用化にあたり、キーとなる技術を紹介します。
- 第1部 電気二重層キャパシタの基礎
- はじめに
- 電気二重層キャパシタとは何か? 概論と現品から学ぶ
- キャパシタの蓄電原理、化学電池との特性比較
- キャパシタの構造、構成、特性、形状、等価回路
- おわりに
- 第2部 電気二重層キャパシタの応用化技術
- はじめに
- 電気二重層キャパシタは、どこに、どんな形で実用化されているか?
- 自動車用キャパシタの現状 どんな用途か?
- ハイブリッド自動車用キャパシタの開発事例
- セル
- モジュール・システム化
- 開発のポイント
- 安全性能
- 風力発電用キャパシタの開発事例 (広範用途、応用事例)
- 今後の可能性と課題
- おわりに
- キャパシタの実用化品はどんなものか? 発展性はあるのか?