日時
- 2018年5月24日 10時30分〜 2018年5月24日 16時30分
プログラム
独自仕様LPWAのLoRaとSigfoxが2013年頃からヨーロッパ中心に利用され始め、2015年には携帯電話網 (3G/4G) のデータ通信市場を奪い始めた。これに対抗するため、世界各国の携帯電話事業者や携帯電話機器ベンダは急遽セルラー版のLPWAの仕様を検討し、4GのLTE版LPWAを2016年3月に標準化した。2016年以降世界各国でLPWAの実証実験が開始されている。国内でも2017年初めにLoRaとSigfoxのサービスが開始され。3携帯電話事業者は2018年度中のLTE版LPWAのサービス開始を発表している。2020年に開始予定の5G携帯電話網においても、多数同時接続サービスの名でIoT向け通信サービスを検討している。LPWAは、2022年に200兆円とも予測されているIoTの大市場を創出する中核ネットワークであり、今後益々競争が激化する。このように、LPWAは2018年には、黎明期 (模索) から成長期 (競争) へと進展する。 このような状況において、本講義では、まずセンサネットワークを分類し、準広域センサネットワークのWi-SUN、IEEE 802.11ah (WiFi-Halow) を概説する。本論として、LPWAの位置づけ、多様な応用を示した後、LoRa、Sigfoxの独自仕様のLPWAの詳細仕様とその海外・国内における展開状況・サービスを説明する。さらに開発が活発化している独自仕様LPWAについても概説する。セルラーLPWAについては、4GのLTE版LPWAの、LTE-M (eMTC) とNB-IoTの2つの詳細仕様とその国内外における展開状況・サービス、5G (IMT-2020) における検討状況について説明する。最後に、独自仕様、セルラーの全LPWAを比較し、今後のIoT、LPWAの展望を述べる。
- センサネットワーク研究の変遷~LPWAは黎明期から成長期へ~
- 準広域センサネットワーク:Wi-SUN、IEEE 802.11ah (Wi-Fi Halow)
- 広域センサネットワークLPWAの概要
- LPWAの位置づけと狙い
- LPWAの市場予測
- LPWAで提供されるサービス
- 独自仕様LPWA:先発ネットワーク (2012年~)
- LoRa
- LoRaの特徴、仕様詳細
- LoRaのチップとモジュール
- LoRaの想定サービス
- LoRaの海外での展開状況
- LoRaの国内での展開状況
- Sigfox
- Sigfoxの特徴、仕様詳細
- Sigfoxのチップとモジュール
- Sigfoxの想定サービス
- Sigfoxの海外での展開状況
- Sigoxの国内での展開状況
- LoRaとSigfoxの詳細比較
- RPMA
- FlexNet
- LoRa
- 独自仕様LPWA:後発ネットワーク (2018年~)
- EnOcean Long Range
- ソニー製
- Weightless-P
- 独自仕様LPWA全体の比較と今後の動向
- セルラーLPWA:4G (LTE版LPWA)
- 4G LTE-Advancedにおける端末性能分類 (Cat.1~Cat.M2)
- LTE版LPWAの想定サービス
- 海外での展開状況
- 国内での取組み状況
- LTE-M (eMTC) とNB-IoTの省電力方式 (PSM, eDRX)
- LTE-M (eMTC) の仕様詳細
- NB-IoTの仕様詳細
- セルラーLPWA:5G
- eMBB、URLLC、mMTC
- 5G版LPWAの仕様案
- セルラーLPWA全体の比較と今後の動向
- 独自仕様、セルラー仕様の全体を見たIoT/センサネットワークの将来動向
会場
受講料
- 1名様: 46,000円(税別) / 50,600円(税込)
- 複数名: 57,000円(税別) / 62,700円(税込)