電子部品の回路や導電接着剤、電極形成などに金属微粒子を分散したペーストが使用されている。近年、その使用範囲の拡大と共に、高機能化やファインパターン対応が求められている。
本セミナーでは主に導電ペースト用金属微粒子について、製造技術と微細化、表面処理技術と導電特性などについて事例を挙げて解説する。また、金属超微粒子の開発動向、微粒子の取り扱い方法についても述べる。
- 金属微粒子の概要
- 金属粒子、微粒子の用途について
- 導電性ペースト用金属微粒子の開発経緯について
- ポリマー型導電性ペーストの導電機構について
- 焼成型導電性ペーストの導電機構について
- 金属微粒子の製造技術と微細化
- 機械的粉砕法について
- 乾式・湿式法の製造プロセス、分級システム、粉砕機
- 片状金属微粒子の粉末特性評価方法
- 電磁波シールド塗料用片状銀微粒子、銀メッキ銅微粒子の特性
- アトマイズ法について
- 製造プロセス、形状、微細化技術
- 焼成型導電性ペースト用球状銀微粒子、銅微粒子の特性
- 緻密で平滑な焼成膜を得る為の処理技術
- 塩類溶液還元法について
- 製造プロセス、表面処理技術
- ポリマー型導電性ペースト用片状銀微粒子の特性
- 水溶液電解法について
- 製造プロセス、形状、微細化技術
- ポリマー型導電塗料、ペースト用銅微粒子の特性
- 銅微粒子の導電性安定化処理技術
- カーボニル法について
- ニッケル微粒子の特性
- 金属ナノ粒子の概要
- 粒子径と焼結開始温度について
- プリンテッド・エレクトロニクス市場における金属ナノ粒子について
- 金属ナノ粒子の製造技術
- 気相法について
- 銀ナノ粒子、銅ナノ粒子の特性
- 液相法について
- 銀ナノ粒子の分散処理技術と焼成膜作製法
- 銅ナノ粒子の分散処理技術と焼成膜作製法
- 金属微粒子の取り扱い方法
- 消防法、粉塵爆発性、予防対策について