本セミナーでは、ミリ波に関する基礎知識・ミリ波応用からミリ波材料とその使い方、評価方法などを実例などを踏まえ、分かりやすく解説いたします。
東京オリンピックにあわせ、2020年サービス提供開始予定の第5世代移動体通信 (5G) や先進運転支援システムADAS, さらには必ずやってくる 「完全自動運転」 時代の到来に向けて、30GHz以上のミリ波帯を用いる無線技術に注目が集まっています。ミリ波用いたシステムでは、伝送速度の大幅な向上やレーダ検知分解能向上などが期待できます。 一方で、マイクロ波帯よりも数倍以上周波数が高くなるため、材料損失の増加や実装時に回路単体では見えなかった問題といった困難さが顕著に現れます。 本講義では、来るべき5Gや自動運転時代にむけて必要となるミリ波に関する基礎知識・ミリ波応用からミリ波材料、その使い方や評価方法などをミリ波回路・評価の専門家の観点から、実例などを踏まえて出来る限り分かりやすく解説いたします。