熱回路網法の機器熱設計への応用

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本セミナーでは、高速かつ正確な解を得られる熱回路網法について基礎から解説し、PCを利用した熱解析演習を交えて、実践的なスキルを修得していただきます。

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プログラム

機器の熱設計に市販の汎用流体解析 (CFD) ソフトを応用することが要望されている。しかし、CFD解析には、数値解析に関する深い知識を必要とし、計算時間もかかり、CFD解析を用いても、かならずしも正確な解は得られない状況が多く見受けられる。それに対し、電気回路と熱回路との類似性を利用した熱回路網法は、計算があっという間であり、回路モデルの構築のノウハウを得れば、正確な解も得やすい特徴があり、利用価値が高い。  今回は、熱回路網法の基礎と応用例を紹介し、定常と非定常の計算実習を行う。

  1. 伝熱の基礎
    1. 熱伝導
    2. 対流熱伝達
    3. ふく射
    4. 無次元数
    5. エクセルによる熱計算演習
  2. 熱回路網の基礎
    1. 熱抵抗
    2. 熱容量
    3. 方程式
    4. 解法
    5. 熱抵抗の分類
    6. 回路の組み方
  3. 熱回路網の応用例 (定常と非定常)
    1. 電球型蛍光管の定常解析
    2. フィンからの熱漏れの定常解析
    3. 相変化を有する非定常解析
    4. LSI モジュール基板内の非定常解析
  4. 持参PCを用いた熱解析演習
    1. 熱抵抗の定式化
    2. 熱回路モデルの作り方
    3. 定常ソフトの動作の仕方
    4. 持参Windows PCによる実践解析演習 (動作ソフト配布)

会場

江東区産業会館
135-0016 東京都 江東区 東陽4丁目5-18
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受講料

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