最近の計算科学シミュレーション技術の発展は目覚しく、計算科学を十分に活用できるかどうかが、企業における材料開発の成否を分ける重要な鍵となりつつあります。
そこで本講演では、計算科学の基礎から応用までの講義を行うとともに、計算科学を活用した様々な材料設計の成功例を紹介します。聴講者の方には、計算科学をいかに実際の企業における材料開発に応用可能であるか、どうすれば計算科学を有効に活用できるのかの基礎を理解して頂けるものと考えています。
- 企業における計算科学の意義と活用方法
- 企業における計算科学の意義
- コンビナトリアル計算科学による高速スクリーニング
- AI技術 (機械学習・ディープラーニング等) との連携
- 計算科学による特許戦略
- 計算科学を活用した産学連携
- 計算科学の基礎
- 分子動力学法の基礎・特徴・応用可能分野・適用限界
- モンテカルロ法の基礎・特徴・応用可能分野・適用限界
- 量子化学の基礎・特徴・応用可能分野・適用限界
- 量子分子動力学法の基礎・特徴・応用可能分野・適用限界
- 計算科学による実践的材料設計
- トライボロジーへの応用
- 化学機械研磨プロセスへの応用
- エレクトロニクス・半導体への応用
- 太陽電池への応用
- リチウムイオン2次電池への応用
- 燃料電池への応用
- 鉄鋼材料の応力腐食割れへの応用
- 高分子材料への応用
- 計算科学の今後の発展
- マルチフィジックス計算科学
- マルチスケール計算科学
- ポスト「京」プロジェクト