第1部 精密制御重合系の開発と植物由来モノマーへの展開
(2018年4月24日 10:00〜11:30)
- リビングラジカル重合の基礎
- リビングラジカル重合の原理
- 種々のリビングラジカル重合
- リビングラジカル重合を用いた精密高分子合成
- 末端官能性ポリマー 2 – 2 ブロックポリマー
- グラフトポリマー 2 – 4 星型ポリマー
- 精密制御重合系の開発
- ラジカル交互共重合
- ラジカル重付加
- RAFTカチオン重合
- 植物由来ビニルモノマーへの展開
- テルペン類 (オレフィン系モノマー) の重合
- フェニルプロパノイド類 (スチレン系モノマー) の重合
第2部 リビングラジカル重合による 高分子の精密合成と設計技術
(2018年4月24日 12:10〜13:40)
- 精密ラジカル重合による機能性高分子の合成
- 精密重合の種類と特徴
- 精密ラジカル重合の基礎
- 精密ラジカル重合の特徴と課題
- 精密ラジカル重合の応用展開
- 可逆的付加開裂連鎖移動 (RAFT) 重合の基礎
- RAFT重合の機構
- RAFT重合の特徴と課題
- 連鎖移動剤の設計・合成
- モノマー・重合系の選択
- RAFT重合による特殊構造ポリマーの合成と応用展開
- ブロック・グラフト共重合体
- 多分岐ポリマー
- ハイブリッド材料
- 末端変換による機能化
- RAFT重合による機能性ポリマーの合成と応用展開
- 水溶性ポリマー・高分子電解質
- 刺激応答性ポリマー
- 電子・光機能性ポリマー
- アクリル系材料
- 実用化の動向
第3部 リビングアニオン重合によるアクリル系ポリマーの構造制御
(2018年4月24日 13:50〜15:20)
メタクリル酸メチルにあ代表されるアクリル系モノマーのアニオン重合では副反応をいかに抑制するかが重合反応制御の鍵となる。立体規則性、末端構造、共重合連鎖などの高分子一次構造制御のための戦略を実例をもとに概説する。
- はじめに
- 末端にクリック反応性基を有するアクリル系ポリマーの精密合成と反応
- リビングラジカル重合による合成
- 原子移動ラジカル重合
- 可逆的付加開裂連鎖移動重合
- リビングアニオン重合による合成
- クリック反応性側基を有するアクリル系ポリマーの合成と反応
- 末端にクリック反応性炭素
- 炭素二重結合を有するシンジオタクチックポリメタクリル酸メチル (st-PMMA) の合成
- 末端にクリック反応性C=C結合を有するst – PMMA へのチオールの付加
- イソタクチックポリメタクリル酸プロパルギルの合成、部分修飾クリック反応
第4部 リビングラジカル制御重合を利用した新しい材料設計アプローチ
(2018年4月24日 15:30〜17:00)
- アルケマ会社紹介
- アルケマのリビングラジカル重合技術
- BlocBuilder技術
- アルケマリビングラジカル製品群
- リビングラジカル重合製品を用いた用途例
- 熱硬化性樹脂改質剤
- 熱可塑性樹脂改質剤
- 粘接着剤用途
- 工業的観点から見たリビング重合の課題
- まとめと展望