本セミナーでは、小型、高精度で低コストなLiDARの実現へ向けた新技術とその可能性について解説いたします。
(2018年4月16日 10:00〜11:30)
ADAS (先進運転支援システム) /自動運転における最新の市場動向や国家政策、法整備の状況などを紹介し、2020年までのADAS/自動運転用センサの市場規模を予測する。また、2020年以降に本格化するレベル3以上の自動運転市場を展望し、各種自動運転用センサおよびLiDARの可能性について解説する。
(2018年4月16日 12:10〜13:40)
MEMSミラーは小型で、比較的高速にレーザ光を走査できることからLiDARへの応用が期待されている。走査ビームの形成にはミラーの反射を用いるが、ビーム径は回折で決定されるので、ミラーの光学特性を考慮する必要がある。また走査最大角は、シリコンばねのばね定数とアクチュエータの発生力により決定されるので、ばねおよびアクチュエータの機械特性を考慮する。このように、MEMSミラーの設計では、光学特性と機械特性をLiDARの仕様を満たすように設計する。光学特性および機械特性に限界があり、またMEMSの製作方法による制約もあるので、これらを考慮した設計が要求される。 本講では、MEMSミラーの基礎について説明し、LiDAR用のMEMSミラーについて紹介する。
(2018年4月16日 13:50〜15:20)
(2018年4月16日 15:30〜17:00)
近年話題となっている自動運転車に必要な技術の概略について紹介するとともに、実際の市街地で公道走行実験を行っている金沢大学のシステムの例を参考としながら、実例を交えながら自動運転に必要となる技術を解説する。