経年化学プラント配管・装置の劣化要因、寿命予測とその対策

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本セミナーでは、プラント配管・装置における割れや腐食事例から防食設計、適切な設備診断方法のポイントまで詳しく解説いたします。

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プログラム

国内の多くの化学プラントは建設後30年以上が経過しており、老朽化が顕在化しつつあると言われています。一方、長年の供用による様々な損傷や故障等の苦い経験は、それらの現象の解明,定量化及び防止技術、つまり設備診断技術の進歩をもたらし、今日のプラントの安全・安定運転の維持につながっています。  本講では化学プラント設備で発生する主な損傷・故障について、またそれらの診断方法及び防止技術を概説します。さらに、寿命予測及び健全性評価に基づく保全計画の考え方について紹介します。

  1. 設備管理の概要
    1. 保全の目的,役割及び責務
    2. 劣化と故障について
    3. 各保全方式の概要と特徴
    4. 保全計画の考え方
  2. 腐食診断と事例
    1. 腐食の基礎知識
    2. 腐食の種類
      • 孔食
      • 応力腐食割れなど
    3. 腐食診断技術と評価方法
    4. 保温材下外面腐食の点検計画
    5. 損傷事例と対策
  3. 疲労破壊とその診断
    1. 疲労強度を低下させる要因
    2. 疲労の診断と評価方法
    3. 疲労破壊事例と対策
  4. 動機器の設備診断
    1. 回転機械の故障原因と解析
    2. 振動の基礎知識
      • 振動と破壊の関係
      • 振動のしきい値
    3. 振動発生事例と対策

会場

株式会社 技術情報協会
141-0031 東京都 品川区 西五反田2-29-5
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受講料

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