本セミナーでは、プラント配管・装置における割れや腐食事例から防食設計、適切な設備診断方法のポイントまで詳しく解説いたします。
国内の多くの化学プラントは建設後30年以上が経過しており、老朽化が顕在化しつつあると言われています。一方、長年の供用による様々な損傷や故障等の苦い経験は、それらの現象の解明,定量化及び防止技術、つまり設備診断技術の進歩をもたらし、今日のプラントの安全・安定運転の維持につながっています。 本講では化学プラント設備で発生する主な損傷・故障について、またそれらの診断方法及び防止技術を概説します。さらに、寿命予測及び健全性評価に基づく保全計画の考え方について紹介します。