生体センシング技術の開発、データ解釈とその応用

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本セミナーでは、ウェアラブルセンシング技術の基礎から解説し、基本要素技術から応用事例まで詳解いたします。

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開催予定

プログラム

第1部 車載用の無拘束生体計測技術

(2018年3月20日 10:30~12:00)

 車載用および介護用の生体情報センシングシステムを開発経緯と共に紹介します。特に、車載用生体計測では避けて通ることができない、加減速や走行振動に伴うアーチファクトノイズを低減する方法について解説します。  また、生体情報計測用センサは、多くの種類が提案されていますが、それぞれに一長一短があり、特に低域周波数特性を確保できるセンサインターフェース回路を組み合わせることが重要です。現在、実用化されている時定数増幅技術などを、SPICEシミュレーション結果と共に紹介します。

  1. 生体情報と睡眠との関係
  2. 脈波・呼吸・体動信号と脳波計との相関
  3. 超高感度圧力センサによる生体情報計測
  4. 生体情報計測用センサインターフェース技術の開発
  5. 生体情報計測用半導体開発
  6. 車載用生体情報計測の課題
    • アーチファクトノイズ
    • 道路事情など
  7. 車載用生体計測システムの開発と評価手法
  8. 生体情報計測技術と医療機器との境界
  9. 生体情報計測用センサのいろいろ
  10. 脈波計測から心電波形計測へ

第2部 ウェアラブル生体センシング技術の開発と評価手法

(2018年3月20日 12:45〜14:15)

  1. ウェアラブルセンシング
    1. 「ウェアラブル」の背景 これまでの状況と現在の動向
    2. ウェアラブルによるセンシング対象と要求ニーズ
    3. ウェアラブルセンサの特徴とヒューマンインタフェース
  2. ウェアラブルセンサのトレンド技術
    1. ウェアラブルセンサの基本構成
    2. ウェアラブルセンサの構成要素技術と先端開発技術
    3. 生体情報計測技術
    4. ウェアラブル生体センサの開発動向
    5. ウェアラブルセンサの通信・ネットワーク技術 Body Area Network, Personal Area Network
    6. ウェアラブルセンサのアプリケーションシステム構成
    7. アプリケーション開発ツール,プラットフォーム
    8. アプリケーション事例 医療・ヘルスケア,スポーツ・フィットネス,自動車,産業,業務
  3. まとめ 今後の方向性と課題

第3部 生理信号解析に基づく心身評価の可能性

(2018年3月20日 14:30〜16:00)

 心身ともに健康で安全な生活を実現するためには、適切なタイミングで適切なサポートを提供することが必要です。これを実現するためには、生活の中で心と体の状態を正しく評価する技術の開発が必要です。人間から様々な生体信号を非侵襲的に計測することができます。  生体信号の時間変動パターンは生理心理状態に依存して変化します。このため、生体信号の変動パターンを詳細に数理解析することにより、体(疾患) や心の状態を評価できる可能性があります。本講演では、生体信号の数理解析に基づく体と心の状態の評価に関する取り組みを紹介します。

  1. 生体信号とその計測
  2. 生体信号の数理解析に基づく疾患の状態評価
  3. 生体信号の数理解析に基づく心の状態評価
  4. 生理応答機構の数理モデル

会場

株式会社 技術情報協会
141-0031 東京都 品川区 西五反田2-29-5
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