本セミナーでは、ウェアラブルセンシング技術の基礎から解説し、基本要素技術から応用事例まで詳解いたします。
(2018年3月20日 10:30~12:00)
車載用および介護用の生体情報センシングシステムを開発経緯と共に紹介します。特に、車載用生体計測では避けて通ることができない、加減速や走行振動に伴うアーチファクトノイズを低減する方法について解説します。 また、生体情報計測用センサは、多くの種類が提案されていますが、それぞれに一長一短があり、特に低域周波数特性を確保できるセンサインターフェース回路を組み合わせることが重要です。現在、実用化されている時定数増幅技術などを、SPICEシミュレーション結果と共に紹介します。
(2018年3月20日 12:45〜14:15)
(2018年3月20日 14:30〜16:00)
心身ともに健康で安全な生活を実現するためには、適切なタイミングで適切なサポートを提供することが必要です。これを実現するためには、生活の中で心と体の状態を正しく評価する技術の開発が必要です。人間から様々な生体信号を非侵襲的に計測することができます。 生体信号の時間変動パターンは生理心理状態に依存して変化します。このため、生体信号の変動パターンを詳細に数理解析することにより、体(疾患) や心の状態を評価できる可能性があります。本講演では、生体信号の数理解析に基づく体と心の状態の評価に関する取り組みを紹介します。