遮熱塗料 (高日射反射塗料) の動き、機能性および耐久性評価、不具合対策

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プログラム

第1部 高日射反射率塗料の原理と技術動向

(2018年3月30日 10:30〜12:15)

 高い日射反射率を持つ塗料を自動車ボディーに塗装することで、室内への侵入熱量を減らし、カーエアコンの稼動を削減し、実燃費を向上させることができる。さらには、CO2の排出を削減することもできる。

  1. 高反射率塗料の現状 (国内・海外)
    • 高反射率塗料の国内の評価方法・ 海外の評価方法について
  2. 実施例 (高反射率塗料の国内の採用例)
    • 自動車用高反射率塗料の設計と採用例
    • その他の採用例
  3. 高反射率塗膜の技術要素とリスク
    • 初期の機能と劣化後の機能について
  4. 高反射率塗料の塗膜評価
    • JIS K 5602と熱量計算について
  5. 長期の高反射率機能維持
    • 塗料種と高反射率塗料の機能性維持について
  6. 現場に於ける日射反射率測定方法
    • 二点校正法による効果検証例について
      • 塗装直後~経日後
      • 効果確認 (CO2削減)

第2部 遮熱塗料・高日射反射塗料の開発、 応用、防汚性向上、耐久性向上などの技術動向

(2018年3月30日 13:00〜14:45)

  1. 高日射反射率塗料 (遮熱塗料) の原理と動向
  2. 高日射反射率塗料の遮熱効果
    1. 赤外線サーモグラフィーによる表面温度比較
    2. 戸建てを想定した長屋実験棟によるエアコン稼働実験
  3. 耐候性実験について
    1. 試験塗料について
    2. 日射反射率の算出
    3. 耐候性試験の概要
    4. 促進耐候性試験の進め方と結果解析
    5. 屋外暴露耐候性試験結果
  4. 高日射反射率塗料 (遮熱塗料) に求められる性能

第3部 高反射率塗料の有効利用技術と展開事例

(2018年3月30日 15:00〜16:45)

 高反射率塗料 (クールペイント) は、現在、工場・倉庫の冷房負荷削減技術として急速に普及しつつあるが、適用可さ能な建築物は工場・倉庫だけにはとどまらない。本講座では、ヒートアイランド対策や地球温暖化適応策としての利用方法を解説する。時間が許せば、建築物以外の分野においても高反射率塗料が有効に導入できる事例を紹介したい。

  1. はじめに
  2. 高反射率塗料とは
  3. 建築物における太陽熱高反射塗料
    1. 建築物への適用
    2. 高反射率塗料による省エネルギー
    3. 高反射率塗料によるヒートアイランド緩和効果
    4. 高反射率塗料による地球温暖化緩和・遅延効果
    5. 他の対策技術との比較
  4. 他の分野での検討事例
  5. おわりに

会場

株式会社 技術情報協会
141-0031 東京都 品川区 西五反田2-29-5
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