決定木分析ノウハウ

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社会の進化に伴い、統計学の環境が大きく変化しています。データサイズが大きくなっているのはもとより、データ解析の方法が多様化してきており、データマイニングや機械学習のような新しい手法が求められるようになってきています。なかでも、活発に研究されている代表的な方法の一つが、決定木アルゴリズムによる分析法です。これは、応答に対する何等かの基準で応答に関与する説明変数を再帰的に分割しながらモデルを構築する統計的方法です。データに潜む要因構造があたかも「木」のように視覚的に表現されるためこのように言われています。とりわけCART (Classification and Regression Tree) 法は、現在数多くの統計パッケージに実装されており、医学・環境科学・計量経済学・認知心理学といった様々の分野で応用例が報告されています。さらにCART法の長所を保持しながら アンサンブル学習法を介して、より強力な予測精度をもつ手法 (Bagging法、RandomForest法など) が多数開発されてきています。  今回のセミナーでは、決定木分析の基礎知識を先ずはCARTを中心に習熟し、次いでCART法のアルゴリズムを踏襲し発展させた様々な手法について知識を深めます。さらに、セミナーでは実際にRを使用した解析を実演し、実務にすぐに応用できるように導きます。

  1. 分類回帰木 (CART)
    1. 木の成長過程
    2. Gini係数
    3. 木の刈込み過程
    4. 最適な木の決定
    5. RによるCART法の例示
  2. 多変量回帰木法
    1. 多変量回帰木法の概要
    2. Rによる多変量回帰木法
  3. 検定統計量に基づく決定木アルゴリズム
    1. 検定統計量に基づく決定木の概要
    2. 条件付き推測樹木
    3. Rによる条件付き推測樹木の例示
    4. ハイブリッド型樹木法の概要
    5. Rによるハイブリッド型樹木法の例示
  4. 多変量適応型回帰スプライン法 (MARS法)
    1. MARS法について
    2. MARS法・の2値応答に対する拡張
    3. RによるMARS法の例示
    4. 柔軟判別分析
    5. Rによる柔軟判別分析の例示
    6. 論理回帰法
    7. Rによる論理回帰法の例示
  5. データ・ピーリング法
    1. PRIM法の概要
    2. RによるPRIM法の例示
    3. アソシエーションルール分析
    4. Rによるアソシエーションルール分析の例示
  6. ブースティング法に基づくアンサンブル法
    1. AdaBoost法
    2. RによるAdaBoost法の例示
    3. 多重加法型回帰木法 (MART法) の概要
    4. RによるMART法の例示
  7. ブートストラップ法に基づくアンサンブル学習法
    1. Bagging法
    2. RによるBagging法の例示
    3. RandomForest法
    4. RによるRandomForest法の例示

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん
140-0011 東京都 品川区 東大井5丁目18-1
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