本セミナーでは、摩擦・摩耗の基礎から、実用的な評価手法・制御技術等を実例とともに詳しく解説いたします。
機械システムの高効率化、高機能化ならびに耐久性、信頼性向上の鍵は、しゅう動部における摩擦と摩耗の制御にあります。 しかし、摩擦と摩耗は多くの因子により影響される現象であるため、使用される環境や目的とする制御のレベルも様々である実際の機械システムにおいて、それらを制御することは容易ではなく、多くの経験に依存するところが多いといえます。 本講演では、摩擦と摩耗の基礎に基づいた低摩擦・耐摩耗設計を目標に、摩擦と摩耗の基礎科学、それらに基づく低摩擦・耐摩耗を実現のための着眼点及び界面最適化の設計と創製技術について具体的な事例をもとにお話しいたします。