摩擦・摩耗の基礎科学と低摩擦・耐摩耗のための界面最適化技術

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本セミナーでは、摩擦・摩耗の基礎から、実用的な評価手法・制御技術等を実例とともに詳しく解説いたします。

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プログラム

機械システムの高効率化、高機能化ならびに耐久性、信頼性向上の鍵は、しゅう動部における摩擦と摩耗の制御にあります。  しかし、摩擦と摩耗は多くの因子により影響される現象であるため、使用される環境や目的とする制御のレベルも様々である実際の機械システムにおいて、それらを制御することは容易ではなく、多くの経験に依存するところが多いといえます。  本講演では、摩擦と摩耗の基礎に基づいた低摩擦・耐摩耗設計を目標に、摩擦と摩耗の基礎科学、それらに基づく低摩擦・耐摩耗を実現のための着眼点及び界面最適化の設計と創製技術について具体的な事例をもとにお話しいたします。

  1. 機械システムにおけるトライボロジー (接触面の科学・技術) に関わる問題
    1. トライボロジーの定義
    2. トライボロジー特性
  2. 摩擦・摩耗の基礎科学
    1. 表面の物理化学特性と幾何学特性
    2. 集中接触と多点接触
    3. 摩擦特性と摩擦機構
    4. 潤滑形態と摩擦特性
    5. 摩耗特性と摩耗機構
  3. 摩擦・摩耗の評価と体系的整理
    1. 摩擦と摩耗の試験法と評価指針
    2. 摩耗の体系的整理法
  4. 摩擦・摩耗の制御技術
    1. 摩擦と摩耗の制御の基礎
    2. 摩擦と摩耗の制御のための機械システム設計
      • 機能性コーティング
      • 表面テクスチャリング

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん
140-0011 東京都 品川区 東大井5丁目18-1
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