(2018年3月9日 10:00〜11:30)
Unmet Needsはカスタマーのマインドの中に時に顕在的に、時には潜在的に存在する。 “Unmet”は「まだ満たされていない」という意味もあれば、「まだ出会っていない」という意味もある。疾患治療市場の成熟度や充足度によりUnmet Needsは様々であるし、ひとつの疾患市場においても医師と患者とではUnmet Needsへの認識が異なることは少なくない。 こうした様々なUnmet Needsをいかに掘り起こしていくかに対して決定版と言えるソリューションは無い。 Unmet Needsの掘り起しには、市場調査を状況に応じてカスタマイズし、クリエイティブに活用し、カスタマーからのインサイツを効果的に解釈して方向性を見出すことがカギとなる。
(2018年3月9日 12:15〜13:45)
近年、我が国においてもリアルワールドデータ (RWD) の有効活用は重要な課題となっている。従来のプライマリーリサーチ (定量調査、インタビュー調査等) による想起データにくわえて、臨床現場での実データ (RWD) を活用した治療実態の把握からアンメットニーズの掘り起しの可能性を探ることも出来うるものと考える。 本テーマでは、実際にRWDの解析事例を交えながら、アンメットニーズの掘り起しの可能性を検討する。
(2018年3月9日 14:00〜15:30)
アンメットメディカルニーズ市場は多数存在するが、その内実は各市場により異なる。 この講座では、なぜアンメットメディカルニーズになっているのかを詳細に分析することによってその市場性の違いを理解し、今までのように一言にアンメットメディカル市場と一括りにしないで各市場の特異性に見合った市場性の評価を考えていきたい。
(2018年3月9日 15:45〜17:15)
「市場調査結果が出てから、何が言えるのか (言えそうなのか) を改めて考える」ということをやめない限りマーケティングに応用するのは難しい、という経験をこれまで何度もしたり、見てきました。 このセッションでは、どんな調査をすると、どんな聞き方をすると、結果の解釈に悩まずに次のマーケティングのアクションに進めるのかを皆さんで考えて行きましょう。