第1部 炭素繊維複合材料の 自動車分野への展開
(2018年3月16日 10:00〜11:20)
- 炭素繊維、CFRPとは
- 炭素繊維の種類と市場規模
- CFRPの種類と特徴
- CFRPの用途展開状況
- 自動車分野におけるCFRPおよびCFRTP採用・開発の動き
- 自動車分野での実績 (プロペラシャフト、フードなど)
- 自動車分野向けCFRPの開発動向
- 自動車分野向けCFRTPの開発動向
- 「マルチマテリアル化」への対応と課題
- 今後の課題
- CFRP成形技術の進化
- 異種材接合技術への対応
- リサイクルについて
第2部 次世代自動車の車体への CFRP採用と今後の展望
(2018年3月16日 11:30〜12:50)
- 次世代自動車への課題
- さまざまな規制とグローバルな自動車台数の増加
- ZEV規制、NEV規制、欧州のガソリン・ディーゼル車全廃の動き
- 背反する要求への対応が求められている
- CO2削減のための技術
- パワートレイン改良によるCO2削減
- 総合的なCO2削減
- 軽量化によるCO2削減
- 電気自動車の役割と課題
- BMWにおける電気自動車の開発
- 電気自動車の現状と問題点
- 自動車用材料の転換研究
- BMWにおける材料開発の取り組み
- BMWにおける材料開発事例
- BMWの車体へのCFRP採用の取り組み
- CFRP採用ロードマップ
- 量産型電気自動車へのCFRP適用設計
- 量産型電気自動車へのCFRP製造プロセス開発
第3部 CFRPおよびCFRTPの 自動車構造部品への適用とその衝撃特性改善
(2018年3月16日 13:30〜14:50)
前半は、CFRPおよびCFRTPの自動車構造部品への適用状況について展望するとともに、その衝撃特性、特に板面外からの特性について概説します。 後半は、名古屋大学ナショナルコンポジットセンター (NCC) での取組みについて、施設見学を交えながら、最新の研究事例についても目で見て、触れていただく予定です。
- CFRP技術の根幹と、その全体像・ロードマップ
- 自動車の軽量化要求の背景
- 欧米と我が国の自動車メーカーのCFRP適用の現状
- 革新構造材料技術の研究開発体制と名大集中研の研究組織
- 名大での研究開発テーマ:自動車骨格構造体のCFRTP化への挑戦
- 研究開発目標と技術課題
- LFT-D成形システムの概念の説明
- 初期のLFT-D成形構造物の例
- LFT-D部品の成形に際して判明した技術的キーポイント
- LFT-D成形のCAE技術開発の概要
- 最近のLFT-D適用の大型部材の成形成功事例紹介
- 成形体相互の接合技術=超音波融着技術=の開発の現状
- まとめ
名古屋大学ナショナルコンポジットセンター (NCC) 見学
(2018年3月16日 14:50〜15:50)
総合質疑、名刺交換会
(2018年3月16日 15:50〜16:10)