第1部 自動車の内外装加飾部品とディスプレイ周りに用いられるフィルム/素材への期待
(2018年2月23日 10:30〜11:50)
自動車におけるフィルム素材に求められる本質機能を自動車の取り巻くグローバルな社会環境から求められる機能から割り付け、車体内外装に採用されているフィルム事例や競合技術事例を交え、今後の自動車や次世代自動車に求められる機能について展開する。
- 自動車を取り巻く社会環境
- 自動車に求められているさまざまな機能や性能
- 今後の自動車、ADなどの次世代自動車に求められる機能
- 自動車におけるフィルム素材に求められる本質機能
- 自動車用加飾
- 車体外装用
- 内装用加飾
- ディスプレイ廻りのフィルム素材 ディスプレイに求められる機能や性能
- 今後の展望
第2部 3次元形状の加飾技術とその自動車部品への応用
(2018年2月23日 12:30〜13:50)
射出成形機メーカ老舗の宇部興産機械とU – MHIプラテック (旧三菱重工PT社) が、2017年1月1日付で融合。融合により誕生した両社の成形ソリューション融合技術が提案する、3次元加飾成形技術について事例を交え紹介する。
- 射出成形法による3次元加飾技術
- 金型高転写成形
- 微小型開成形 (UBE – DIEPREST成形)
- ガス抜き成形
- 樹脂の安定化処理
- 色成形法による3次元加飾技術
- 連続コアバック法
- 金型交換法 (UBE – Cav – Change成形)
- ファミリーモールド成形
- キラキラ加飾成形
- ウエルドレス成形
- 射出成形+αによる3次元加飾技術
- 表皮加飾成形 (UBE – DIEPREST基本技術)
- 繊維強化樹脂+加飾成形
- 発泡軽量化+加飾成形
- 機能化+加飾成
- 次元加飾技術を可能とする成形設備
- All電動射出成形機+DIEPREST
- HV電動射出成形機+4軸平行制御
- 超小型電動射出Unit「プチ射出」の利用事例
第3部 高輝度メタリック樹脂の開発と自動車内装材への展開
(2018年2月23日 14:00〜15:20)
プラスチック部材へのメッキや塗装は、環境面での規制やコストの点から見直しされている。代替技術として、成形しただけでメタリック調に見えるプラスチック原着樹脂の利用がある。本講演ではナイロン6のナノコンポジットをベースにしたメタリック樹脂について紹介する。ナノコンポジット樹脂の利用により、強度や耐薬品性といった性能と良外観を両立している。自動車内装材への採用例なども紹介する。
- はじめに
- メタリック調加飾製品について
- 射出成形品を中心として
- 市場規模と規制動向
- 自動車部品、その他の市場
- メタリック調原着樹脂について
- NANOCONの特徴
- メタリック調発現の原理
- メタリック調NANOCONの特徴
- 種々の樹脂との比較
- 採用例とサンプルの回覧
- 自動車内装材、遊具、プレート
- 今後の技術進展
- 射出成形におけるウエルド対策
- フィルム、シートへの展開
- 今後の方向性
第4部 高精彩スクリーンインキシステムの特徴と加飾技術への応用術
(2018年2月23日 15:30〜16:50)
スクリーンインキと印刷の特徴を解説し、スクリーン印刷で実現できる加飾表現とその応用事例を紹介する。
- スクリーン印刷
- スクリーン印刷とは
- インキの流動特性
- スクリーン印刷の特徴
- スクリーン印刷用インキの特徴
- 高精彩スクリーンインキシステム
- スクリーン印刷による加飾事例
- 自動車への応用事例
- モバイルへの応用事例
- 家電製品への応用事例
- その他の製品への利用
- スクリーン印刷による機能性付与
- 加飾の実例
- 接着性
- 成形性 (延伸性)
- 耐候性
- 赤外線 (IR) 透過
- 耐薬品性
- 傷防止性
- 自己修復性