最近、天然物からフレーバー素材を探索する研究が盛んである。いわゆる「ナチュラルアイデンティカル」志向である。これは天然物の魅力もさることながら、分析機器の発達と、広い意味の抽出手段の進歩によるところが大きい。
本講座では、香料特にフレーバーを中心にフレーバーの分類、フレーバーの作成ならびに化学成分、及びそれらの取得方法について初歩的な事項についてお話します。
- 天然フレーバー素材
- 種類
- 精油
- オレオレジン
- エキストラクト
- 回収フレーバー
- 醗酵フレーバー
- 加熱フレーバー (メイラード反応生成物)
- 抽出法
- 蒸留
- 水蒸気蒸留
- 抽出
- 搾汁
- 膜分離
- クロマト
- 再結晶
- 冷却分離
- 昇華
- SAFE (溶剤支援フレーバー蒸発器)
- SCC (スイニングコーンカラム)
- 合成フレーバー素材
- 有機合成法
- 微生物による反応法
- フレーバーの種類
- 形態による分類
- 水溶性香料
- 油溶性香料
- 乳化香料
- 粉末香料
- カプセル香料
- タイプによる分類
- シトラス系
- フルーツ系
- ミント系
- 茶系
- ビーンズ系
- スパイス系
- ミルク系
- 穀物系
- 野菜系
- 肉系
- 用途による分類
- 清涼飲料
- 冷菓
- 製菓
- 調理
- 洋酒
- 香辛料
- 機能性飲料
- フレーバーの作成法
- フレーバーの調合
- 重要な脇役
- 甘味料
- 呈味料
- 乳化剤
- 増粘剤
- PH調節剤
- 比重調節剤
- 保存剤
- ホモジナイザー
- 隠し味
- 最近のフレーバーの傾向