レオロジーを理解して業務に応用できるようになる最速の方法は、製品・材料の測定データを読み解く力をつけることにあります。この入門講座では次の8つの分野の製品・材料の測定データの見方・考え方・活かし方をわかりやすく解説します。
- (1) 食品
- (2) 化粧品
- (3) 医薬
- (4) 塗料
- (5) スラリー
- (6) 高分子
- (7) 粘着剤
- (8) 繊維強化プラスチック
他分野のデータも、「レオロジー」としては共通の現象もあり、知りたい分野の一層の理解に非常に役立つこともあります。
- レオロジーとは
- 高分子・バイオ・食品のレオロジー
- 分散系とは、分散系のレオロジー
- 応力・ひずみ・ひずみ速度とは
- 応力 – ひずみ曲線
- 弾性率 (ヤング率・剛性率)
- 降伏点・破断点
- 流動曲線
- ニュートン・擬塑性・ダイラタント流動
- 塑性、ビンガム・非ビンガム流動
- 粘度曲線
- 粘度曲線で読み取ること
- 粒子の分散・凝集と粘度曲線
- チクソトロピーとは
- 構造変化と粘度減少
- チクソトロピックループ
- 粘弾性
- 動的粘弾性:2つの弾性率 (G’,G”) の解釈
- 周波数依存性と温度依存性
- 食品のレオロジー
- ケチャップとマヨネーズの構造・レオロジーの違い
- 液状食品の流動曲線とねばさの感覚帯
- 化粧品のレオロジー
- 各種クリームの流動曲線とぬり心地
- 製品開発例1:オールインワン化粧品
- 製品開発例2:液状口紅
- 医薬のレオロジー
- 関節液の粘弾性:ヒアルロン酸添加効果
- カテーテル用材料 (SPU) の粘弾性:温度依存性
- 塗料のレオロジー
- 塗料・塗装における粘度制御
- 塗料の流動曲線とたれ・レベリング
- 塗料の硬化過程の粘弾性変化
- スラリーのレオロジー
- スラリーの流動曲線・粘弾性と安定性
- スラリー中の凝集構造と粘度の時間変化
- 高分子レオロジーの基礎
- 粘度に関するコックス・メルツ則
- 時間 – 温度換算則:弾性率と粘度の場合
- 固体の動的粘弾性:衝撃強度との関連
- 粘着剤のレオロジー
- 粘着剤の粘弾性:温度依存性
- ダールキスト基準とPSAバンド
- 繊維強化プラスチックのレオロジー
- 繊維と樹脂 (エポキシ樹脂, PP, PA) の相互作用
- 繊維長と繊維配向の影響:弾性率と強度
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