(2018年1月31日 12:30~14:10)
WHO (世界保健機関) における健康の定義は、「健康とは、病気でないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態」と定義されている。一方、医療現場で使用されている個々の医薬品は、適切な方法で運用・使用すれば健康維持に大きく貢献することも周知の事実である。しかし、実際、個々の病気に対して高い有効性と安全性が証明された医薬品においてその包装や表示に問題があることで、臨床現場で不適切な使用により事故等の報告も少なくないのが現状である。 今回、演者は臨床現場に携わる薬剤師として患者及び医療従事者サイドで問題が生じやすい幾つかの医薬品の包装及び表示について論じ、聴衆の皆様と意見交換を行いたいと考えている。
(2018年1月31日 14:30~16:30)
医療過誤を防止するために医薬品のデザインは改良を重ね、安全性は高められてきた。しかしながら、それでも薬の事故はなくならず、死亡事例も後を絶たない。本セミナーでは医療現場で実際に発生した事例や現場レベルでの対策を紹介しつつ、医薬品デザインについての要望を紹介したい。
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