本セミナーでは、紫外線・赤外線遮蔽材料について基礎から解説し、紫外線吸収性・透明性と配合との関係について事例を交えて解説いたします。
(2018年2月5日 10:00〜11:30)
紫外線吸収剤、HALSの特性を理解しながら、効果的で持続可能な紫外線遮蔽を実現するための方法を最新の情報を交えながらご紹介する。
(2018年2月5日 12:10〜13:40)
太陽光に含まれる紫外線による有機材料の劣化や人間の健康被害などの対策として多様な紫外線遮蔽剤が開発されているが、安全性と紫外線遮蔽特性の優れたセリア系紫外線遮蔽剤の開発について紹介するとともに、無機機能性材料の設計指針および機能性向上おける形態制御の重要性について紹介する。 太陽光には約5%の紫外線が含まれており、プラスチック、ゴム、色素などの有機材料の劣化や皮膚の黒化、紅班、老化促進、皮膚癌の誘発などの健康被害を引き起こすことから、それらの対策として種々の紫外線遮蔽剤が開発されている.本講演では、人体に安全で高性能なセリア系紫外線遮蔽剤について以下のとおり紹介する。
(2018年2月5日 13:50〜15:20)
亜鉛資源の最新動向から酸化亜鉛の工業的製法・物性・応用に至るまで、酸化亜鉛のすべてを平易に解説します。 特に、機能材料として導電性と光学的性質の関係、赤外・紫外線遮蔽についての仕組みを説明し、応用へのヒントを提供します。ナノ粒子の分散と課題についても概説します。
(2018年2月5日 15:30〜17:00)
地球温暖化への対応と新興国での都市化の進展に伴い、今後ヒートアイランド対策・熱中症対策がますます重要になっていくと考えられる。都市の温熱環境を改善するためには、都市にトラップされる太陽エネルギーを低減する事が重要であり、透明性を保ったまま、太陽光中の熱線を再帰するフィルムの開発により、窓面での対策が可能となった。 本講演では、熱線再帰フィルムの設計、製膜技術のみならず、新たに確立した再帰の光学評価法についても説明する。また、熱線再帰という新しい技術に関連する制度についても概説する。