失敗しない電子機器の熱設計と放熱材料の使い方

再開催を依頼する / 関連するセミナー・出版物を探す
会場 開催

本セミナーでは、伝熱の基礎から解説し、TIM材の選定、温度測定誤差の抑制など放熱設計の要点について詳解いたします。

日時

開催予定

プログラム

電子機器ではファンレス、密閉化が進むとともに、熱源であるデバイスの小型化が進んでいる。こうした機器では伝導冷却を主体とした放熱構造が有効になる。しかしながら、熱をうまく伝え (サーマルインターフェース) 、うまく拡散する (ヒートスプレッド) 構造を採らない限り、熱源の温度は下がらない。そのためには放熱材料を活用しつつ、効率的な熱設計を進める必要がある。本講演では、熱設計の手順と放熱材料の活用方法、温度予測、計測手法のポイントについて解説する。

  1. 最近の電子機器の熱問題と熱対策の重要性
  2. 伝熱のメカニズムと温度予測式
  3. 電子機器の放熱経路による分類
  4. 筐体伝導放熱機器と冷媒移動放熱機器
  5. 放熱材料の役割と位置づけ
  6. LEDやスマホにおける放熱材料の重要性
  7. インバータにおける放熱材料の重要性
  8. TIMの種類と使い分けおよび選定方法
  9. ヒートスプレッダーとしての放熱材料の活用
  10. 高放射材料とその効果
  11. 高熱伝導樹脂、コンポジット材料の可能性
  12. 熱電対による温度測定での問題点
  13. 放射温度計 (サーモグラフィー) による測定誤差について

会場

株式会社 技術情報協会
141-0031 東京都 品川区 西五反田2-29-5
株式会社 技術情報協会の地図

受講料

複数名同時受講割引について