本セミナーでは、官能評価の基礎から解説し、測定結果のバラつきを抑えつつ製品に反映する「感性」の評価手法について詳解いたします。
(2018年1月25日 10:30~12:00)
商品名やキャッチコピーなどで擬音語・擬態語 (以下オノマトペ) を目にする機会は非常に多いです。これは、オノマトペがもつイメージの伝達力や喚起力を利用しているためです。このような「わかりやすくて、たくさんの情報を伝えられる」オノマトペを、ものつくりの感性評価に応用する試みが近年広がっています。 感性という、曖昧でその性質が掴みにくい心の働きを数値のみで測定することは困難ですが、オノマトペを指標として用いることで、数的指標では測定出来ない情報や特性を把握することが期待できるでしょう。しかし、オノマトペを感性評価へ応用するためにクリアすべき課題や問題点も多く残っています。 本講座は、オノマトペの特性を検証した認知科学研究の成果を紹介しながら、基礎研究の知見をオノマトペ感性評価にどのように応用できるかという可能性と、これまでの研究結果が示唆する応用における課題について紹介します。
(2018年1月25日 13:00〜14:30)
(2018年1月25日 14:40〜16:10)