自社化粧品・輸入化粧品の品質管理のポイントと成分分析

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会場 開催

本セミナーでは、化粧品を流通するにあたって必要不可欠な品質管理のポイントを成分規制の観点に重点を置いて説明いたします。

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開催予定

プログラム

規制緩和といわれたポジティブリスト・ネガティブリスト制の制定から18年、化粧品GMPとしてISO22716が業界自主基準として採用されてから10年が経ち、化粧品の品質管理はマニュアル化されてきたように見えます。しかし、化粧品の品質管理には法的な規制だけでなく、成分の化学的性質や規制に関する知識が必要です。様々なチェック漏れを原因とする化粧品の自主回収の報告は後をたちません。いざ回収となると回収コストがかかるだけでなく、自社ブランドに大きなダメージを与えます。  本講座では化粧品の自主回収事例から、回収にならないための品質管理のポイントを成分チェックの観点からお話ししていきます。また、海外からの輸入における各国規制に基づいたチェックポイント、品質管理のための成分分析を自社または試験機関で行う際のチェックポイントなどについても取り上げますので、品質管理のクオリティ向上を低コストで実現させるための一助とすることが可能です。

  1. 化粧品基準
    1. 化粧品基準の変遷
    2. ポジティブリスト・ネガティブリスト
    3. タール系色素
    4. 業界自主基準
      • 微生物に関する基準
    5. 海外法規制の動向
  2. 近年の回収事例
    1. 収去検査からの検出事例・違反事例
    2. 近年の回収事例
      1. 回収事例1 – 微生物の混入 -
      2. 回収事例2 – ホルムアルデヒド -
      3. 回収事例3 – 法定表示の不備 -
      4. 回収事例4 – 成分無表示 -
  3. 輸入化粧品の品質管理
    1. Ingredient
    2. 国別にみる主な注意ポイント
      1. EU
      2. USA
      3. ASEAN
      4. 中国
      5. その他
    3. 成分分析 – 海外と日本との違い -
    4. 実際にあった事例 (製造元とのトラブル)
  4. 自社製造化粧品の品質管理
    1. 化粧品GMP
    2. 自社品質管理
      1. 微生物試験
      2. ホルムアルデヒド
      3. 防腐剤・紫外線吸収剤・承認化粧品成分 (医薬部外品有効成分)
      4. 色素
  5. 試験機関に出す成分試験
    1. 何を依頼するか
    2. 試験報告書
      1. 定量下限、検出下限
      2. 試験方法、定量下限による管理の仕方
  6. まとめ
  7. 質疑応答

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん
140-0011 東京都 品川区 東大井5丁目18-1
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