本セミナーでは、分散分析等の実験計画法の基本中の基本から、その使い方・解析方法・結果の解釈のポイントまで分かりやすく解説いたします。
統計学は、違いを定量的に判定するためのツールでもあり、往々に用いているKK (経験・勘) の定性的な見方を、誰もが納得する定量的観点に変える手法になる。また、近年の開発に於いては従来の一因子実験では最適設計ができない程、複合化技術が主流であり、このような環境下でロバスト設計をする手法として実験計画法は不可欠である。 また、品質の向上には回帰による推定、ワイブルを活用した故障率の推定、その他信頼性手法のトータル技術が必要である。 本講習会は、実験計画法においてはデータのバラツキ (分散) から分布、平方和の求め方、分散分析等の基本から実験計画法とは、実験計画法の使い方、解析方法、結果の解釈、実験の組み方は実験計画法に合わせるのではなく実験に合わせた解析方法の選択を解説し、更に、回帰式の求め方、ワイブル解析、信頼性 (FTA) 手法について解説する。