(2017年12月20日 14:00〜15:10)
モバイル通信方式は、3G以降、およそ10年周期で新世代の技術を導入してきた。2020年以降、国内では5Gの導入が本格化すると見られるが、5Gは主に「社会インフラを支える」ための通信ネットワークとして議論・実験が進められてきた点で、4Gまでとは大きく異なる。 また、海外における5G導入への取組も紹介しつつ、今後の通信業界の立ち位置について解説する。
(2017年12月20日 15:20〜17:00)
携帯電話システムとしてLTEからLTE – Advanced および同Proのねらいと主要技術を概括的に紹介したのち、2020年に実用化を目標としている5Gについて、その期待、ねらいと主要技術および周波数利用について最新の動向を踏まえて説明する。 次に、無線における新たな市場形成として注目されているIoTについて適用領域と市場動向を紹介し、対応する種々の無線システムおよびコアネットワークの機能拡張について説明する。また、無線システムとして、3GPPで検討されているNB – IoT技術とアンライセンスバンドを利用するシステムについて説明する。 特にアンライセンス系としてSigFoxおよびLoRaを中心に説明するとともに、それ以外のシステム提案および位置づけについて述べる。