(2017年12月14日 13:20〜13:45)
小型の無人航空機、マルチコプターはドローンと呼ばれ、急速に普及し、空撮、農業利用など産業利用も広まり、「空の産業革命」を拓くと期待されている。ただし、目視外飛行、第三者上空の飛行、室内での自動飛行を実現するには新たな先端技術が求められる。 ここでは、その背景と、世界の先端技術動向を紹介したい。
(2017年12月14日 13:55〜14:50)
小型無人機の更なる利用拡大 (物流や広域災害対応など新たな分野における産業利用/公的利用) には目視外飛行の実現が不可欠であり、その鍵を握る技術/インフラとして運航管理システム (またはUTM:Unmanned aircraft systems Traffic Management) の開発~実用化が期待されている。 本講演では、運航管理システムの基本コンセプトと、その実現に向けた国内外における取り組みについて紹介する。
(2017年12月14日 15:00〜15:55)
ここ数年で小型無人機 (ドローン、UAV) はホビー用、業務量の両面で急速に普及しつつあり、さらに物流やインフラ管理、災害対策等の分野でのニーズも拡大しています。2015年12月には航空法も改正され、総務省は2016年8月に無人機を含むロボット用の周波数を新たに制度化しました。 本講演ではこうした動きを踏まえつつ、NICTにおけるこれまでの小型無人機活用の取組みと今後実現が期待されている安全な目視外飛行の実現を目指した無線技術の研究開発について紹介します。
(2017年12月14日 16:05〜17:00)
近年、日本では地震、火山や水害などの大規模な災害対応や、社会インフラの老朽化への対策が喫緊の課題となっている。これらの現場は、二次災害の危険性が高いことや3K (きつい、汚い、危険) であり、人のアプローチが困難であったり、人手不足となっている。そのため、これらの初動調査や点検作業に対するドローンの活用が期待されている。 本講演では、災害や社会インフラの状況をふまえ、ロボット技術への期待や必要場面、産総研の災害調査用やインフラ維持管理用のドローン等の研究開発事例、社会実装に向けた動向等を紹介する。