本セミナーでは、「嬉しい、楽しい、わくわく」などの感性価値の定量化、評価について詳解いたします。
(2017年12月8日 11:00〜13:00)
「うれしかった」「楽しかった」「またやってみたい、来てみたい」というポジティブなユーザ経験 (UX:User Experience) をより高い水準にすることは、スマートフォンなどの新製品を手にするまでの期間やそれを試してみる期間、エンタテイメントなどのサービスについては上質でわくわくするようなサービスを経験する時をさらに増やし、製品やサービスの購入や反復利用を促進する効果を持っています。 この講座では、そうした経験値を測定するための心理学的方法を学ぶものです。時間的関係から十分な実習は行えませんが、代表的な最新の手法についてご紹介したいと思います。
(2017年12月8日 13:15〜16:45)
わくわく感や楽しさは、日常的には“何となく”感じているもので、常に明確に意識されるわけではありません。このような内容を言葉で表現する「官能評価」の通常の手法や解析には限界があります。さらに、「ひと」と「もの」や「こと」とのかかわりの中で、時間的に変化していくわくわく感や楽しさを、最後の評価結果で本当にその実情を表現していることになるのでしょうか。 これらの2つの視点から、今後の官能評価の可能性について生理・脳機能測定との関係からお話しします。