(2017年11月29日 10:00〜11:30)
顧客ニーズの高度化や多様化、企業間との競争激化、研究開発期間の短縮要求や投入資源の限定という厳しい環境のなか、社内外のリソースを柔軟に絡めることで、新しい商品やサービスを作り出すオープン・イノベーション活動が注目を浴びています。大阪ガスは、オープン・イノベーション活動に早期から取り組み、その実績を上げてきています。 ここでは、大阪ガスのアウトサイドイン型オープン・イノベーション活動オープン・イノベーション活動を通して、研究開発テーマの早期事業化とその実施ポイントについて紹介します。
(2017年11月29日 12:15〜13:45)
昨今、企業のオープンイノベーション(以下、OI)の機運が高まっている。OIでは自他の技術やアイデアを組み合わせて、更なるイノベーション獲得を目指すため、従来から共同研究・開発をしていた大学や企業とは別の、未知のパートナー探索が重要である。サントリーグループは「人と自然と響き合う」という企業理念のもと、最高の品質を目指した商品やサービスをお届けし、世界の生活文化の発展に貢献するとともに総合酒類食品企業としてグローバルに更なる成長を目指しており、一層の飛躍を目指して、OIを推進している。 本講演では、当グループの事業ならびに社外との協創やオープン化を通じた研究開発テーマの発掘の一端を紹介する。
(2017年11月29日 14:00〜15:30)
富士ゼロックスでは、「徹底したお客様視点による新たな価値創造」をコンセプトにしたオープンイノベーションの場として「お客様共創ラボラトリー」を運営している。 ここでは、当社の経営課題解決事例を基にお客様と対話を行い、お客様との接点を見出して、共に解決策を探ることで、新たなビジネス創出を目指している。これまでの7年間の共創活動で、延べ2,900社/13,000名以上のお客様が来訪し、新たに15の商品・サービスを生みだしてきた。また、最近は企業/大学/省庁/自治体などが、オープンイノベーション活動のベンチマークとして訪れることも増えている。本講演では、オープンイノベーションを進める仕組みの一例として、お客様共創ラボの活動フレームワーク、支援環境、運営体制やKPIの考え方を具体的な事例と共に紹介したい。
(2017年11月29日 15:45〜17:15)
2016年「イノベーションを巻き起こす研究拠点」をコンセプトとして、新しい研究開発拠点を建設。研究者自身が、スピードを上げ変革を恐れずに行動することで、自らに対してイノベーションを起こすことと、国内外の多くの研究者と交わり、社会にイノベーションを巻き起こすような研究成果を出していきたいと考えている。 ここでは、この開発拠点を活用した「知の交流」活動やオープンイノベーション活動により、社内外を問わず技術連携・知識融合し、未開拓領域へ積極的に挑戦していこうとしている新しい動きについて紹介する。