自動車におけるヒューマンインターフェースの考え方、運転行動の計測・モデル化とドライバ状態の評価

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車載システムの実用化が進み、ドライバーはこれまでにはない多様な情報を運転中に利用することが可能となってきました。一方、高齢社会の進展から、このような新しい車載装置を高齢ドライバーが使うことも想定しなければなりません。  本セミナーでは、人間中心設計をするためのヒューマンインタフェースの考え方や情報提供マネジメントの考え方を解説し、運転行動の計測・モデル化技術について事例を交えて紹介します。また、加齢による心身機能低下と運転へ及ぼす影響についても概説します。最後に、自動運転中のドライバー状態の評価に関しても触れたいと思います。

  1. ヒューマンインタフェースの考え方
    1. ヒューマンインタフェースとは?
    2. 認知行動プロセスと求められるデザイン要素
  2. 自動車運転中の認知行動プロセス
    1. 情報処理過程
    2. 認知情報処理の3階層モデル
    3. 運転行動の3階層構造
    4. 認知行動プロセスと運転支援システム
  3. 情報提供マネジメントの考え方
    1. 情報の優先度
    2. ドライバーのワークロード推定
    3. Occlusion法を用いたタスクディマンドの推定
    4. 二重課題法を用いたタスクディマンドの推定
    5. 脳活動計測によるドライバーパフォーマンスの推定
    6. ユーザインタフェースの管理
  4. 運転行動のモデリング
    1. 運転行動の計測
    2. 運転行動のモデリング
    3. 事例紹介
  5. 高齢ドライバーの心身機能
    1. 加齢による感覚機能の低下
    2. 加齢による認知機能の低下とその検査方法
    3. 高齢ドライバーの心身機能と運転行動との関連性
  6. ドライバモニタリングシステム
    1. 自動運転中のドライバー状態の評価技術
    2. わき見、意識のわき見状態の評価
    3. 覚醒度低下状態の評価
  7. まとめ

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん
140-0011 東京都 品川区 東大井5丁目18-1
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