光・熱・振動・電波などの環境エネルギーを電気エネルギーに変換する環境発電 (エネルギーハーベスティング) 技術は、IoT社会を実現するための基盤技術として注目されている。2010年頃、世界的に様々な動きが始動したが、市場立ち上がりには至らなかった。しかし近年、周辺技術の整備が進み、大きな動きが生まれようとしている。
本セミナーでは、環境発電技術の開発・応用展開の最新動向を解説するとともに、この10年の業界動向を振り返りつつ、普及に向けた課題を示し、対策を述べる。
- 環境発電とは
- 環境発電技術・デバイス開発の最新動向と課題、開発の方向性
- 光エネルギー変換技術
- 力学的エネルギー変換技術
- 熱 (温度差) エネルギー変換技術
- 電波エネルギー変換技術
- その他のエネルギー変換技術
- 周辺技術
- 環境発電技術の応用分野の市場動向・普及の実際と環境発電技術へのニーズ
- インダストリー、建物
- ヘルスケア・メディカルケア、見守り、ウェアラブル
- インフラマネジメント、環境センシング、農業
- 自動車・交通システム
- スマートグリッド・スマートコミュニティ、その他
- 自立電源の設計・実装
- 環境発電を活用したアプリケーション設計のポイント
- アプリケーションにおける発電必要量の見積もり
- 環境中のエネルギー量の測定
- 発電技術・蓄電技術の選択
- 電源回路の設計
- 環境発電デバイスを利用した自立電源モジュールの動作試験
- 実環境でのアプリケーション動作試験
- 実装例
- まとめ 環境発電実用化のポイント
- 普及に向けた課題と対策
- 世界の動き 10年の振り返り
- 日本の動き 10年の振り返り
- 事業化の成功例・失敗例
- 課題と対策
- 今後の展望
- オープンイノベーションの場としてのエネルギーハーベスティングコンソーシアム